熊本旅 飯山陽講演会と九響熊本公演 よどみないあかりちゃんの話に惚れ惚れ ベートーベンは少し眠気

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samon
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衆議院補選出馬前から決まっていた飯山氏の講演会に当選したので、熊本まで行きました。翌日に九響の熊本公演まであり、充実の旅となりました。

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講演会

会場はお城のすぐ近くの「シアーズホーム夢ホール」。旧名「市民会館」。命名権を企業に売って運営費に充てるの流行でしょうか。長崎の球場・ホール・運動公園にも企業の名前が冠されることになりました。

夢ホールに開場時刻より少し前に到着したのですが、すでに開場しており、前の方から3分の1くらい埋まっていたので驚きました。主催側の弁では、会場前に予想以上の行列ができたので、早めに開場したとのことです。飯山氏の人気のほどが伺えます。

飯山氏は、日本保守党のイメージカラーのブルーのジャケットとスカートに白いスニーカーで登壇。会場はものすごい拍手です。彼女はさっそくまくらとしてそのブルーのジャケットの話から始めます。笑いを誘い、会場はフランクな雰囲気につつまれます。このユーモアのセンスがあるのも彼女の魅力です。

パワーポイントを効果的に使いながら、日本における「イスラム教と移民」の話が語られていきます。パワーポイントは細かい文字やグラフ等はなく、大きな文字がどんと示されます。パワーポイントプレゼンの参考となります。

彼女の話は本当によどみなく、持っている知識の確かさを感じさせます。いくつか出た質問にもまったく戸惑い無く返答していきます。

質問の中で、「イスラム教においては、全世界のイスラム化が果たされた後は、どうなるのか」が出ました。「一度現世は滅んでしまい、その後に来世が来て、イスラム思想の者だけがそこに入ることができるという考え方です」との回答。

この質問は講演の初めに示された、私たちの現世来世思想とイスラムのそれの違いを補完するかたちで、よく理解できました。私にとって新しい認識でした。                        

講演後に、書籍へのサイン会が開催されることを望む人が多かったと思われます(その問合せが多くあったそうです)。私もその一人でしたが、衆院選出馬決定後の彼女は多忙を極めており、残念ながら講演終了後飯山氏はさっさと会場を後にしました。

書籍の販売なども全くありませんでした。まさに講演のための講演会でした。スタッフに利益を求める姿勢がないようでした。ある意味好ましいことです。

車中泊

水前寺江津湖公園 大曲駐車場は20時に門が閉まりますが、近くにトイレもある車中泊には適した場所です。昼間は市民の憩いの公園でとても美しい場所です。その日は私以外の車中泊は1台も無く貸し切りでゆったりできました。

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演奏会

翌日飯山陽氏の講演会と同じ会場で、九州交響楽団70周年記念熊本公演が行われました。お昼は知り合いから教えてもらった「大黒ラーメン」をいただいて、車で夢ホールに向かいました。駐車場が満車が多く、少し心配しましたが、立体駐車場に入ることができました。

音楽監督 小泉和裕氏は今期で九響を去ることが決まっており、集大成の演奏会となります。

ベートーベンの傑作の森から、「田園」と「運命」です。

「田園」では気持ちのよい調べに、旅の疲れも出たのか、途中何度か眠ってしまったようでした。

「運命」は2楽章の美しさに、またもや眠ってしまったようです。いびきをかいて隣の方に迷惑をかけなかったか心配です。

勝利の終楽章は、少し重いテンポで踏みしめるように進んでいきます。

小泉氏の指揮はバンザイが多いので流麗とはいえませんが朴訥さを好きな方もいるかもしれません。

最後の連打でトランペットが飛び出す事故もありましたが、終了後は万雷の拍手、ブラボーの声に会場は盛り上がっていました。

アンコールは無く、出し切ったという所でしょうか。私の満足度は中程度でした。

4月から九響の首席指揮者は、太田 弦に代わります。期待の若手指揮者です。さらに、音楽アドバイザーとして、あの篠崎まろ史紀氏が着任。篠﨑氏は北九州市出身ゆえの起用でしょうか。どのようの九響のサウンドが成長するか楽しみです。機会を見つけて福岡まで足を運びたいと思います。

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温泉

コンサートの前に「ピースフル優佑悠」という温泉で午前中を過ごしました。こちらは24時間営業のホテルつきの温泉施設で、9時半くらいからお湯につかっていました。

遠赤外線の広いサウナにミネラル翡翠サウナという変わったサウナもありました。半身浴でつかりながら、塩をミネラル化して放出する機器の前で15分程度過ごします。遠赤外線のように暑くないですが、じんわり汗をかいてきます。

水風呂につかった後、外の冷気で休憩するすることができます。この日は素晴らしいお天気で、住宅地を一望しながら整うことができました。

ジェット水流はボタンでオンオフするなんてけちなことはしないで、始終放出されているリッチさです。備長炭電気風呂という変わり風呂もありました。

ネットでクーポン見たよと言うと、「ゆったりコース」880円を小学生料金の660円にしてくれました。ラッキーでした。この旅では、フェリー代が2900円→2000円、市電が180円→100円とお得な日に鉢合わせたようでした。

samon
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疲れはしますが、やはり旅はいいものです。体が動かなくなる前に、いろいろ出かけてみたい。今年はコンサートを目当てに車中泊旅を行っていきたいです。

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