還暦のお祝い

雑記
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職場で還暦のお祝いの会をしていただきました。コロナ禍ゆえ、お昼のランチの時間を使って、みんなで注文のお弁当をいただきながらの会。たくさんの人に祝ってもらえる機会というのは、あまりないものである。結婚式以来かも知れない。みんなの温かい心遣いを感じて、たいへんしあわせであった。スピーチをしなければいけないので、この数日、来し方など振り返ってみた。38年も同じ仕事を続けられたというのはこれまたしあわせなことだ。なぜ続けてこられたのだろうか。その核にあるのは、自分の好きなこと、ちょっと得意なことと仕事の中身がリンクしていたからだろう。

中学生のとき、新聞配達のアルバイトをして買ったステレオコンポ。音楽の虜だったのだ。オーディオに夢中だった。買ったアンプとチューナーは「ケンクラフト」というキットだった。半田付けの技能が必要だった。未熟故、アンプは動作しなかった。一緒に作った友人のお父さんに直してもらった。友人のお父さんは電気屋さんだったから。

高校に入って、音楽の演奏も行うようになり、今日まで楽器を演奏することは続いている。好きだから。ついた職業は、この音楽の楽しさを分かち合い、伝えることができる仕事だった。だから続いたんだと思う。そして、陰に日向に支えてくれた同僚の存在が38年続けてこれた大きな理由だ。どれも有り難きしあわせ。感謝感謝。

4月からどうする?もちろんこれからも好きなことを核にして、ちょっと別の世界で稼いでみたいなあ。その準備を始めたいと思う。還暦のお祝いは、ちと気恥ずかしいが、じぶんのこれまでのまとめができるよき機会だ。

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