デビュー

演劇の生の舞台を観ました。これまたいつぶりだろうか。もう数え切れない。かつて観た「無名塾」の仲代達矢のマントを翻して去って行くかっこよいカーテンコールが記憶に去来した。生の演劇は本当に素晴らしい。人の声の迫力に震える。全身で表現する心情に魅了される。ダンスの優雅さに憧れる。そんな体験ができたことに感謝したい。終演後、4人の役者さんと語らった。ヒロインの女の子を演じた女優さんは、大分の大学でオペラを学んだと話した。今日のステージが彼女のデビューステージだった。そんな記念すべき場に立ち会えたことをうれしく思う。彼女は2公演の1回目が終わった後、2公演目が待ち遠しくてならなかったと話した。彼女のこれからの輝かしい活躍を願うばかりだ。さあ、コロナよ去れ！舞台の芸術の再起の時間だ！