二人のジェフリー

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ジェフリー・アーチャー著「レンブラントを取り戻せ」とジェフリー・ディーバー著「ロードサイドクロス」を読んでいます。二人のジェフリーの文体はだいぶ違う。端的に言うとアーチャーは明るく、ディーバーは暗く重い。どちらもストーリーに引き込まれるが、最近はつい、明るいアーチャーを手に取ってしまう。日本の女性作家二人の文体も、二人のジェフリーに似ている。高田郁と宮部みゆきだ。高田の「みおつくし捕物帖」の明るさに対し、宮部の「ぼんくら」は少し暗い。つい高田の本を引き寄せてしまう。4人ともそのストーリーテリングのうまさには舌を巻いてしまう。

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