ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団による、シベリウス交響曲管弦楽曲全集(6CD)がタワーレコードから届きました。交響曲第5番を聴いた。生々しいオーボエにまず驚いた。しかし、印象的なのはppでの弦の細かい動きによるサワサワ感の心地よさだ。刻みの数の変化やリズムの細かい変化がとても明瞭である。金管のffなどは、録音の限界を感じるところもあるが、小さい音での弦楽器の音が魅力的だ。幕切れの強奏のコードは切れ味あり。シンフォニーも楽しみだが、管弦楽曲も面白そうだ。「ペレアスとメリザンド」などはこれまで聴いたことが無い。このクオリティとボリュームで送料込みで2000円もしないのだから、驚きのお買い得だ。
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