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貴志祐介著「我々は、みな孤独である」8年ぶりの新作。

貴志祐介著「我々はみな孤独である」読了しました。 samon 結論から言うと、この小説は、ハードボイルドでありかつ、グロテスクで、さらに深遠な思想の極北であります。いつの間にか引き込まれ、分厚いながら、途中であきらめることはありませんでした...
JAZZ

「BLUE GIANT」コミックで描くジャズ

漫画本はあまり読まないのですが、時折図書館で借りてます。図書館は良質のコミックがそろっているのですが、なかなか続けて借りられないのが難点。2巻まで読んで、3巻を借りようと思ったら誰かが借りているなどということは多いです。「弱虫ペダル」はどこ...

藤沢周平 著「隠し剣 孤影抄」しびれるエンタメ!大おすすめ

藤沢周平 著「隠し剣 孤影抄」を読んでいます。8編の秘伝の剣をめぐる短編集です。現在6編まで読了しました。 作者の創造した架空の藩「海坂藩」が舞台になっており、そこでの藩の事情が各短編に関わってきます。執念深い藩主・右京太夫や放蕩奉行の掘な...
cafeAinolaへの道

川口葉子著「喫茶人かく語りき」おすすめ!

川口 葉子著「喫茶人かく語りき 言葉で旅する喫茶店」を読了しました。 この本は、見開き2ページに、右ページに喫茶店(カフェ)の店主の短い言葉や文章を載せ、左ページに著者によるその店の紹介をするという構成の本になっています。左ページには、小さ...

バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著「投資の大原則」

バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著「投資の大原則」を読了しました。大変易しく書かれたもので、すぐに読み終わることができました。 バートン・マルキール は、名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者。この書籍も読みましたが、結構...

ハインライン「夏への扉」

ローバートAハインライン著「夏への扉」読了しました。1963年の福島正実氏訳が著名だが、今回は2009年の小尾芙佐氏訳を読む。日本での人気の高い作品だが、私は初読となる。主人公の機械技師で発明家のダンが、コールドスリープで30年後の2000...

宮部みゆき「堪忍箱」

宮部みゆき著「堪忍箱」読了しました。これまた素晴らしき時代短編集だ。市井の人々が主人公の物語は、強い侍も、回向院の茂七のような岡っ引きも出てこないが、江戸の町で確かに生きてきた名も無き人々の喜び哀しみを、私たちの心にくさびを打つように描き出...

その裁きは死

アンソニー・ホロヴィッツ著 山田 蘭 訳 「その裁きは死」その読了までにずいぶん時間がかかってしまったが、ようやく終わりそうだ。ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第2作である。ホーソーンがホームズ、ホロヴィッツがワトスン的な位置の作品である。...

火事の電話

未だ途中ですが、宮部みゆき著「堪忍箱」を読んでいます。第1話表題作「堪忍箱」と第4話「十六夜髑髏」で、江戸の火事が出てくる。江戸時代の人々にとって火事がどれだけ恐ろしいことであったかが伝わる。そういえば、高田郁著「みおつくし料理帖」シリーズ...

水没でちゃら

youtube動画「池田香代子の世界を変える100人の働き人」の中で、映画評論家の町山智浩氏がゲストとして登場した。著書「それでも映画は格差を描く」について語っていた。その中で、こんな話をしていた。旧約聖書の中に、富は放っておくと一部の人間...
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