本 アンソニー・ホロヴィッツ著「メインテーマは殺人」見事な手際に驚くこと必至! アンソニー・ホロヴィッツ著「メインテーマは殺人」(創元推理文庫)読了しました。 samon 結論から言うと、478ページの大長編ミステリーですが、無駄な部分がなく、かつ驚きの真実、さらには魅力的な登場人物たちなど、この本は読書の楽しみを教え... 2022.03.06 本
本 橘玲 著「幸福の『資本』論」幸福とお金をつなぐ新たな視点 橘玲著「幸福の『資本』論」読了しました。 samon 結論から言って、この本は幸福になるための指針を示した良著です。図解も随所に入っており、わかりやすく、しかもおもしろく読めました。単なる思想論でなく、著者の著作ジャンルである経済の面から幸... 2022.02.24 本
本 貴志祐介著「我々は、みな孤独である」8年ぶりの新作。 貴志祐介著「我々はみな孤独である」読了しました。 samon 結論から言うと、この小説は、ハードボイルドでありかつ、グロテスクで、さらに深遠な思想の極北であります。いつの間にか引き込まれ、分厚いながら、途中であきらめることはありませんでした... 2022.02.21 本
JAZZ 「BLUE GIANT」コミックで描くジャズ 漫画本はあまり読まないのですが、時折図書館で借りてます。図書館は良質のコミックがそろっているのですが、なかなか続けて借りられないのが難点。2巻まで読んで、3巻を借りようと思ったら誰かが借りているなどということは多いです。「弱虫ペダル」はどこ... 2022.02.05 JAZZ本
本 藤沢周平 著「隠し剣 孤影抄」しびれるエンタメ!大おすすめ 藤沢周平 著「隠し剣 孤影抄」を読んでいます。8編の秘伝の剣をめぐる短編集です。現在6編まで読了しました。 作者の創造した架空の藩「海坂藩」が舞台になっており、そこでの藩の事情が各短編に関わってきます。執念深い藩主・右京太夫や放蕩奉行の掘な... 2022.01.25 本
cafeAinolaへの道 川口葉子著「喫茶人かく語りき」おすすめ! 川口 葉子著「喫茶人かく語りき 言葉で旅する喫茶店」を読了しました。 この本は、見開き2ページに、右ページに喫茶店(カフェ)の店主の短い言葉や文章を載せ、左ページに著者によるその店の紹介をするという構成の本になっています。左ページには、小さ... 2022.01.22 cafeAinolaへの道本
本 バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著「投資の大原則」 バートン・マルキール、チャールズ・エリス共著「投資の大原則」を読了しました。大変易しく書かれたもので、すぐに読み終わることができました。 バートン・マルキール は、名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者。この書籍も読みましたが、結構... 2022.01.05 本
本 ハインライン「夏への扉」 ローバートAハインライン著「夏への扉」読了しました。1963年の福島正実氏訳が著名だが、今回は2009年の小尾芙佐氏訳を読む。日本での人気の高い作品だが、私は初読となる。主人公の機械技師で発明家のダンが、コールドスリープで30年後の2000... 2021.12.20 本
本 宮部みゆき「堪忍箱」 宮部みゆき著「堪忍箱」読了しました。これまた素晴らしき時代短編集だ。市井の人々が主人公の物語は、強い侍も、回向院の茂七のような岡っ引きも出てこないが、江戸の町で確かに生きてきた名も無き人々の喜び哀しみを、私たちの心にくさびを打つように描き出... 2021.12.14 本
本 その裁きは死 アンソニー・ホロヴィッツ著 山田 蘭 訳 「その裁きは死」その読了までにずいぶん時間がかかってしまったが、ようやく終わりそうだ。ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第2作である。ホーソーンがホームズ、ホロヴィッツがワトスン的な位置の作品である。... 2021.12.07 2021.12.14 本