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藤沢周平「雪明かり」やはり今回も間違いのない名品ばかり お気に入りは”遠方より来たる”

「雪明かり」読了しました。よかった。藤沢の作品ははずれがないです。 samon 町人、やくざもの、侍、浪人者などさまざまな人々の物語が、秀逸な構成と美しい女子(おなご)の魅力で、どれも輝くような短編に仕上がっています。今回もおもしろいの一言...

「恐怖小説 キリカ」(澤村伊智)え、本当?嘘でしょ!もしかしたら・・・最後の最後まで真実とフィクションの間をさまよわせてくれる凝りに凝った逸品

澤村伊智 著「恐怖小説 キリカ」を読了しました。 samon 怪談や恐い話が大好きな私ですが、しばらくホラー小説を読んでいませんでした。久々に出会ったのがこの作品。凝りに凝った構成が現実と創作の間をあいまいにしていきます。暑い夏には、恐い話...

髙田郁 著「あきない世傅 金と銀」軽妙で明るい大阪弁で展開する呉服屋での商人の物語全12巻のスタート

「みおつくし料理帖」でたっぷり楽しませてもらった髙田郁のもう一つの大長編「あいきない世傅 金と銀」を読み始めました。第2巻まで読了しました。 samon 明るい筆致の「みおつくし料理帖」のあの喜びがまた帰ってきた気分です。今度は呉服屋を舞台...

「カササギ殺人事件」読了しました ダブルフーダニットの驚愕の仕組み 一読唖然、二読感嘆

アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」(上・下)読了しました。 samon 「メインテーマは殺人」や「その裁きは死」など、ミステリーランキング軒並み1位のベストセラー作家アンソニー・ホロヴィッツ。彼の本格小説デビュー作が「カササギ殺...

藤沢周平著「橋ものがたり」心に染みいる藤沢自信お気に入りの市井もの連作短編

藤沢周平著「橋ものがたり」読了しました。 samon これまで藤沢周平は、侍ものを中心に読んできましたが、いよいよ市井もの、町人の世界を描いた物語を味わいます。多くの江戸の川にかかる橋をモチーフにした連載作品です。1話読むたびに、じーんとく...

岩明均著「ヒストリエ」はまること必至の歴史ロマン大作コミック

岩明 均 著「ヒストリエ」を読んでいます。アフタヌーンという青年誌掲載の漫画です。 samon 友人からどさっと借りたコミックです。8巻まで読みましたか。はまります。紀元前の話ですが、近隣の国とのにらみ合い、そして戦争。あれ、紀元2000年...

「壬生義士伝」第11巻 中間-佐助が見た、大野次郎右衛門と吉村貫一郎の友情。感涙必至

漫画「壬生義士伝」最新巻第11巻読了しました。 samon 浅田次郎原作、ながやす巧先生の漫画による「壬生義士伝」。1巻から10巻まで一気に読んでしまい、涙することしばし。最新巻11巻が出ましたので、さっそく読みました。これまで以上に涙腺は...

藤沢周平著「たそがれ清兵衛」個性的な変な「癖」ある侍たちの活躍、そして魅力的女たち

藤沢周平 著「たそがれ清兵衛」読了しました。 samon 映画化もされた表題作のほか、さまざまな癖のある侍たちの生き様と剣技が生き生きと描かれます。次々に読みたくなる藤沢周平作品の最初のとっかかりにもの最適な一冊だと思います。大オススメの作...

「壬生義士伝」ながやす巧の表現の極み

漫画好きな友人から、どさっと一袋コミックを借りました。それが、「壬生義士伝」(浅田次郎:原作 ながやす巧:漫画)です。 samon 1巻から引きこまれます。一気に4巻まで読了しました。題名と映画化されたことなどは知っていましたが、映画も未鑑...

黒川博行「煙霞(えんか)」強烈な女性キャラと煙や霞のような男ども

黒川博行著「煙霞(えんか)」読了しました。 samon 得意のバディものですが、設定に工夫をこらしています。いつもの大阪弁の軽妙さんに加え、登場人物のやりとりやストーリー展開もとてもコミカルで、どんどんページが進みます。どなたにもオススメで...
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