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山口貴由 作画「シグルイ」その残酷表現、描き込みの凄さに酔いしれる そして現在最高峰のアクション描写を楽しむべし

samon 多分に麻薬性のある劇画です。初めは眼をそむけそうな激烈な描写が、そのうち自ら求めていくようになり、巻数を重ねてしまいます。 結論 劇画における残酷描写、緻密な肉体描写、そしてすさまじいアクション描写に驚き溺れること必至。 読むべ...

米澤 穂信著「栞と嘘の季節」読了 図書室と高校の校舎裏が織りなす青春ミステリー トリカブトの栞の秘密と美少女そして二人の男子高校生の推理はさわやかでもありほろ苦い

samon 米澤穂信好きなんですよ。「氷菓」などの「古典部」シリーズははまりました。あの高校ミステリーがまたやってきました。イエーイ!今回もシリーズの一環で、「図書委員」シリーズの続編ですね。少し暗くほろ苦かった。 結論 高校をめぐる道具立...

藤沢周平著「麦野町昼下がり」読了 4話の武家物中編 武士の影に表に強き女あり エンタティメント性満杯の最終話「榎木屋敷宵の春月」は必読

samon 藤沢周平はやっぱりおもしろい。1冊に4話だけで、これまでの短編より少し長く、その分物語は充実します。藤沢のよさは武家物と言っても男の世界だけで完結しないこと。女が重要な役割をになうんです。 結論 どれも秀逸だが、特に最終話「榎木...

読了二冊 米澤穂信著「黒牢城」ジェフリー・ディーバー著「スキン・コレクター」重厚な戦国推理とこれでもかのどんでん返しの連続に時を忘れて本にのめり込む

samon どちらも最高におもしろい小説でした。「黒牢城」は少し時間がかかったなあ。購入本でいつでも読めると思った油断かな。図書館から借りた分は、期間限定なので必死に読みますものね。 結論 黒牢城:米澤氏の持ち味たる推理部分のおもしろさに、...

ヤマザキマリ著「ヴィオラ母さん」読了 破格の漫画家文筆家を育て上げたのは超破格な母リョウコだった 逞しく自分の人生を生き抜く母の生き様

samon 映画化もされた漫画「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリが語る母の姿は、大笑いしながらもじんと泣けてくるものがあります。写真や漫画も多くはさんだ構成はとても読みやすく工夫されています。ヤマザキマリを育てたのは、どんな母さんだった...

ジェフリー・ディーバー著「ソウル・コレクター」リンカーン・ライムシリーズ 知らぬうちに犯罪者にされてしまう情報化社会の恐怖を描く

samon 「コフィン・ダンサー」単行本は一時ストップしていますが、こちら文庫版の「ソウル・コレクター」はページを繰る手が止まらぬおもしろさ。この違いは何?単行本の上下2段組が苦手なのかな。「コフィン・ダンサー」再開してみよう。 あらすじ ...

ジョージSクレイソン著「バビロンの大富豪の教え」富はいにしえよりの法則どおり現在も支配されている

samon 富の法則は6千年前と現在は全くかわらないという不思議。人間の成長とは何なのでしょうか。いや本質的な成長はしていないのでは?人々はたった今も愚かな戦争をやめようとしないのですから。 教え この本での教えは、どれも今日でも役に立つも...

「亜人」桜井画門 著 第8巻まで読了 死なない人間亜人と人間の戦い 亜人のリーダー佐藤の来歴や本質が描かれ肌が粟立つ

samon 暗い画調に多数の登場人物で、当初ページを繰るのが進みにくかったのですが、7巻8巻あたりから俄然おもしろくなってきました。特に7・8巻は恐るべき亜人「佐藤」の生い立ちが語られ、生まれついてのシリアルキラーぶりに鳥肌が立つ思いです。...

異世界ホラーコミック「刻刻」堀尾省太著 全8巻読了 止界(しかい)というすべてが静止した世界に迷い込んだ者たちのサバイバル

samon 息の詰まるような異世界に一時は挫折しそうになりましたが、最後はハッピーエンドでよかった。クリーチャーのイメージは独特で唯一無二ですね。 あらすじ 佑河樹里は、無職の父貴文、ニートの兄翼、隠居の祖父(じいさん)と母親、シングルマザ...

「DIE WITH ZERO」人生が豊かになりすぎる究極のルール ビル・パーキンス著 読了「人生で一番大切なことは思い出をつくること」

samon 読みやすく、短時間で読み切ることができました。なるほどと頷くこともたくさんありました。 節約人生への警告 誰しもお金持ちになりたい。お金を増やしたい。そんな思いがあるでしょう。リベ大両学長の主張も「節約や副業で月5万円を確保し、...
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