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ジェフリー・ディーヴァー著「魔の山」 動の主人公コルター・ショウシリーズ第2弾 カルト教団に潜入調査 苦しみを利用した卑劣な教祖に鉄槌

samon ハードカバー380ページの大作。ところがどんどんページが進む。おもしろさ故! 結論 カルト教団内での展開は、若干単調大味なれどページは止まらない。終章の兄と父の謎がぐんと進展して、次作を待ち焦がれてしまいます。 概要・あらすじ ...

百田尚樹・有本 香「日本保守党」 どこにも投票したくない諦めの政界に一筋の希望となってほしい 二人の新党への思いががんがん伝わる

samon 日本をどんどんだめにしていく政治の在り方にほぼ諦めきっていました。そこに現れた新党「日本保守党」期待せずにはおられません。 結論 保守のなくなった今の政治に、一筋の希望として登場した日本保守党、その「日本を豊かに強く」という理念...

髙田 郁 著「契り橋 あきない世傳金と銀 特別別巻 上」五鈴屋スタッフたち4人のそれぞれの物語 あまりに見事なストーリーテリング

samon 大人気故、図書館から回ってくるのがずいぶんかかってしまいました。次の人も待ってます。急いで読まねば。 結論 最高に読みやすく、その物語のつむぎかたに感心させられ、そして素晴らしい感動を残す。髙田郁の名人芸を堪能できます。超オスス...

橘玲「シンプルで合理的な人生設計」幸福の3つの資本を確立するための戦略とは

samon 幸福の土台の3つの資本でとても納得できた前著に連なるダイヤモンド社刊の書籍。幸福につながる実践編。 結論 著者の博覧強記な知見がこれでもかと提示され、結論がシンプルにすーっと入ってくるわけではないが、知的な興味は十分に満たされ、...

ジェフリー・ディーバー「ネヴァーゲーム」新キャラクター「コルター・ショウ」はリンカーン・ライムと対極の「動」のヒーロー

samon 新ヒーローの誕生です。懸賞金のついた失踪事件などを追う、警察でも探偵でもないフリーな立場。彼が、縦横無尽に動き回ります。 結論 ゲーム業界、シリコンバレーの実態を巻き込みながら、流浪の新ヒーロー「コルター・ショウ」の冒険が始まる...

アンソニー・ホロヴィッツ「ナイフをひねれば」ホーソーンシリーズ第4弾 女批評家殺しの容疑がホロヴィッツに ラストの完全複線回収に驚愕

samon 謎のホーソーンの正体のヒントがちらりと提示。今後のシリーズの楽しみが増える。 結論 全編にちりばめられた複線やヒントがすべて回収されるラストの驚愕。それほど苦々しくない今回のホーソーンとちょっと嫌な面も見せるホロヴィッツが楽しい...

森永卓郎 著「ザイム真理教」出さず(緊縮財政)、庶民からひたすら搾り取る(増税)ことを教義とする財務省の罪をあらわにする

samon 惹かれるうまい書名です。タブーの財務省批判を口にした森永とそれを出版した「三五館シンシャ」にエールです。 結論 癌に冒され死を目前にした著者の命をかけた叫びを受け取りつつ、いったい自分は何をすればいいのか。悩みが一つ増えてしまい...

飯山 陽 著「ハマス・パレスチナ・イスラエル」noteに綴られたメディアの隠す事実

samon 痛快で説得力抜群の飯山 陽(あかり)氏の大ファンです。書籍においても飯山節爆発です。 結論 新聞・TVなどのマスメディアしかなかった時代を超え、ネット時代は何が真実かを見極めるのは個々人にかかっている。 著者 飯山陽(いいやま・...

貴志祐介 著「罪人の選択」 毒入りがどちらかを推理する究極シチュエーション表題作とコロナパンデミックに生まれたSFとは

samon 大好きな作家の読み落としていた作品集。4話の中編はいかに。 結論 著述時期が異なる3編のSFと1編の推理ものは貴志の才を再確認させる興味深い良書。オススメ。 夜の記憶 『十三番目の人格‐ISOLA‐』『黒い家』で本格デビュー前に...

アンディ・ウィアー著「火星の人」読了 究極のサバイバルを支えるそこぬけのユーモアと仲間たちの友情 映画と違うクライマックスのサスペンス

samon リドリー・スコット監督作品「オデッセイ」原作本を読み終えました。2時間にまとめられた映画のもとにはとんでもない日数のサバイバルがありました。 結論 映画とは桁違いのサバイバルの重み。クライマックスの改変は、私は原作に一票。 概要...
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