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オーベル=シュル=オワーズの風景

「レンブラントを取り返せ」でジェフリー・アーチャーの明るい文体に惹かれました。そこで、同氏の短編集「嘘ばっかり」を読み始めた。百文字に起承転結を成立させた「唯一無二」に始まり、アイディアにほれ込んで、この短編集に付け加わった「最後の懺悔」(...

図書館へ

昨日集中して本を読みました。貸出期限が来ていたから。「ホモ・デウス(上)」「ぼんくら(中)」「用心棒日月抄」を読み上げた。読み終えた充実感というのは確実にある。今日は「ぼんくら(下)」「孤剣 用心棒日月抄」を借りた。また、中国SFの「三体」...

ママさん柔道家の銅メダルを悔しがる涙や10分近い死闘を制し、最後に技を決めて武道館の天井を見つめる大野選手を見ていると、なんのかんの言っても感動してしまう。日本の武道「柔道」やわらの達人が、藤沢周平描く立花登である。刀や匕首で向かってくる敵...

スピンオフ

恩田陸著「祝祭と予感」を読んでいます。あと1章で終わる。この本はページの余白が多い。1文1行が多いのでページをめくるスピードはとても速い。この小説は恩田のピアノコンクールを描いた「蜜蜂と遠雷」の続編というか、スピンオフ短編集だ。「蜜蜂・・・...
JAZZ

レイ・ブラウンベースメソッド

久し振りにオークションで落札したブツが届きました。「レイ・ブラウンベースメソッド」という。ジャズベースの教則本だ。今年に入って、ウッドベースをこつこつと練習している。独学故に遅々として進まぬが、まあ今年の目標の一つだ。2冊ほどの教則本やって...
Classic

立花隆武満徹

先日市立図書館にて本やDVDを借りようとすると。貸し出しカウンターのすぐ横に、4月に亡くなった立花隆氏のコーナーがありました。同郷の氏ゆえ、これは何か借りねばと、目に付いたのが「武満徹 音楽創造への旅」である。「これもお願いします」とカウン...

二人のジェフリー

ジェフリー・アーチャー著「レンブラントを取り戻せ」とジェフリー・ディーバー著「ロードサイドクロス」を読んでいます。二人のジェフリーの文体はだいぶ違う。端的に言うとアーチャーは明るく、ディーバーは暗く重い。どちらもストーリーに引き込まれるが、...

器を自分で大きくする

高田郁著「みおつくし料理帖 心星ひとつ」を読んでいます。第二話「天つ瑞風」では、澪は大きな選択を迫られる。料理人の腕を見込まれた澪には、吉原に店を構えないかという話と、ライバル店「登龍楼」が神田須田町に出していた店舗を居抜きでしかもたった3...

ひとくち宝珠

高田郁著「小夜しぐれ」読了しました。みおつくし料理帖シリーズ第5巻も楽しませてもらった。本巻最後の物語「ひとくち宝珠」は小松原の苦悩の一話。澪をはじめ「つる屋」のいつものメンバーは一切登場しない。公方様に献上するお菓子をめぐる話だ。将軍御用...

ホモ・デウス(上)

ユバル・ノア・ハラリ著「ホモ・デウス」を読み始めました。冒頭で、人類がこれまで戦ってきた3つの敵「飢餓・感染症・戦争」を今や人類は封じ込めることができるようになったと述べる。飢餓に関しては。むしろ食べ過ぎで死ぬ人が多いと断じ、戦争も核兵器が...
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