小さな旅

雑記
スポンサーリンク

完全にステイホームな1週間でしたが、今日は県境を越えて、嬉野に行きました。同僚ご夫婦と3人で、東彼杵のカフェ廻りに出かけた。最初に行ったのは、米倉庫をリノベした、お茶屋さん。そのき茶を中心に、茶器などを扱っていた。店の一角に活版印刷の活字や手動の印刷機が置いてあり、近々活版印刷の体験を実施するとのことだった。日本での活版印刷の発祥が長崎であることから思い立ったとのこと。この店のすぐ裏には、古民家のフランス料理店もあった。この日は定休日だった。また、工場跡のようなところはアンティークショップだった。東彼杵にはこのところ、このような個性的な店が次々とできているらしい。実におもしろい。次がすごい。まさに古民家そのものをリノベした店、「椛(momiji)」である。広域農道から道をはずれ、さらに枝道に入った先にあり、隠れ家そのものだ。こちらでお昼をいただいた。ご主人といろいろ話しもした。「お店をやるのは楽しいから」商売っけとかいうものとは完全別次元のその店は、心の底からリラックスできるそんな空間だった。千綿駅には多くの人が、海沿いの単線路を走ってくる列車を待っていた。幸いすぐに佐世保方面からハウステンボス号というオレンジと黒のハロウィンカラーの車体が走って行った。竜頭泉という滝をみながら、ジュースいただき、滝のそばまでいって、めいっぱいマイナスイオンと涼気を味わってきた。そして県境を越え、嬉野温泉で汗をながしてきたわけだ。温泉街は思った以上にしーんとしていて驚いた。環境業界の大変さをこの静けさは強く感じさせた。この小さな旅は間違いなくこのコロナの夏の最大の思い出となるだろう。帰ってから大林宣彦監督作品「転校生/さよならあなた」というセルフリメイク作品を観た。その話題は次回書くことにしよう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました