昨日今日と音楽の日。今日はチェロのトリオを楽しんだ。そのメンバーが教えてくれたのが、モーリス・ジャンドロンが校訂したバッハの無伴奏組曲の楽譜だ。全音から出ている。それを少しずつ弾いているのだが、楽譜が手に入ると、ジャンドロンの演奏も気になってくる。オークションで、2枚組のアナログディスクを落札することが出来た。先日届き、針を落としてみると、スクラッチノイズひとつ無いよい盤である。演奏もてらいの無い端正そのもの。流れるように奏されていく。今日は第3番ハ長調を聴いた。プレリュードはカザルスの演奏の方が好きかな。楽譜には、ほとんどの音にフィンガリングがふってあり、しかも第1ポジションをよく使うのでとても弾きやすい。大変演奏者のことを考えたものである。さあ、明日の朝もバッハに触れよう。
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