
サブスクBGMで流れてきたグリーグがなかなかの広がりある演奏。アリスちゃんの新しいディスクからのようです。
結論
テーマ性のあるアルバム作りがなかなかよい。グリーグの描くノルウェーの自然を感じる好演奏。
概要
グリーグを追いかけて、アリスと巡るワンダーランド!さあ、一緒にマジカルなファンタジー・ワールドの冒険へ!
アリス=紗良・オットが長年に亘り実演を重ねてきたグリーグの協奏曲を故郷の名門、バイエルン放送交響楽団と遂に録音しました。グリーグの代表作、抒情小曲集とペール・ギュントからの魅力的なセレクションとの組み合わせで、グリーグのマジカルな「ワンダーランド」への旅へご案内いたします。日本盤のみのボーナス・トラック収録。
ネットより引用
感想
改めてamazonミュージックアンリミテッドで「アリス=紗良・オット」を検索すると、多くのディスクの中にアルバム「ワンダーランド」が見つかりました。エサ=ペッカ・サロネン指揮バイエルン放送響とのピアノ協奏曲に始まり、後はアリスのピアノソロによるグリーグ集。
推進して行くオーケストラに対し、落ち着けよとばかりに泰然としたテンポのソロが出てくる。美しき裸足の女神であるアリスには、明確な自己のテンポが存在していると感じます。
カデンツァは一層たっぷりしたテンポで入り、ノルウェーの雄大な自然を雄弁に語るように感じました。
それにしてもこの曲の旋律は頭に残りますね。気づくと口ずさんでいたりして。それだけ人の心に食い込むメロディの連続ということでしょうか。

このアルバムは、グリーグの作品を集め、東洋人にとっての「ワンダーランド」の音楽で作られたコンセプトアルバム。アリスのこれまでのアルバムは、ドビュッシーやラヴェルのピアノ曲を集めた「ナイトフォール」などがあり、よくあるような有名ピアノ協奏曲を2曲収録のようなものは少ないようです。
アルバム作りへのテーマ性の導入が感じられてよいですね。

アリスちゃんは、演奏姿も美しいので大好きです。もちろんその音楽も。youtube動画も多く上がっているので御覧くだされば、ファンになること間違いなしです。
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