自宅から30分で行けるのにまだ行ってなかったキャンプ場でのデイキャンプ。はたして・・・
結論
11月30日で今年の利用終了。キャンプサイトにトイレ・炊事設備がなく、十分に予算がかけられていないのではないか。せめて通年利用に。長崎市中心部に最も近い立地なのだから。
概要
以下のサイトでとても詳しく述べられています。ただし、ビギナーサイトでの焚き火台での焚き火はOKのようです。
感想
このキャンプ場は11月30日までしか開いていないので、急ぎデイキャンプに出掛け、偵察です。月曜日で5区画のサイトは私も含めて2区画だけ埋まりました。
私が予約したのは1番サイトで、駐車場のすぐ横なので荷物のおろしは楽です。駐車場下の残りのサイトは階段を下らないと行けないので、カートが使えず荷物下ろしに何度も往復しなければなりません。おじさん大変そうでした。
1番サイトは、小ぶりの樹木が多く日陰はよくできるので、暑い時期はいいでしょう。樹木を使ってのハンモックの設置は少し微妙。太くてしっかりした木ではありませんから。
前の日に雨が降り、地面が濡れていましたから日光が欲しいところ。時折日は差すものの、雲が多い日でした。イスとテーブルを出すだけの簡単設営です。日が差し込む部分に設営。イスにおちついたら、お昼前ですが買ってきた焼き芋をいただきましょう。柔らかく最高の焼き芋でした(ララコープ)。
眺望は残念ながらよくありません。森の樹木が見えるだけ。受付の建物からは茂木や橘湾の景色が見えるのにもったいない作りです。受付下のケビン(小屋)からは眺望はいいのかも知れません。
キャンプサイトにはトイレがなく、受付まで登っていかねばなりません。しかもケビンの利用が無いときは17:00に受付の建物が施錠されるので、トイレはグラウンドを突っ切ったところのものを利用するしかありません。
さらにキャンプサイトには炊事棟も無く、水をためた大きなポリタンクが駐車場にあるだけ。キャンプ施設としては貧弱と言うしかありません。
受付で近隣の地図を見せてもらうと、「キャンプ場」と書かれた別の場所があります。ところが水道管の破損か何かで水が行かなくなり閉鎖状態だそうです。予算がかけられていないと感じます。
「トイレが不便なのは問題ですねえ」などと受付の方と話していると、「トイレが新しくなったばかりの野営場がありますよ」と教えてくれました。キャンプサイトから少し下ったところに「桜園野営場」はあり、道路をはさんで車が乗り入れられる野営場と車乗り入れ不可の芝生の広場があります。
車乗り入れ不可の方に、新しい水洗トイレがあります。炊事場はありませんが、トイレのそばに水道の蛇口が1つありました。東屋もあり空が開けていて気持ちがいいですね。ゆるい斜面になっています。
車乗り入れ可の部分は3台まで。十分な広さがあります。ただ樹木が多く少し暗め、夏にはいいでしょう。
こちらの野営場の開場期間を受付の方にたずねると、キャンプサイト同様11月30日までとのこと。残念ですが、今年は野営場を試すことは難しいようです。
長崎市中心部に最も近いにもかかわらず、十分な予算がつぎこまれず、不十分な施設になっている感があります。残念です。せめて通年利用できるようにしてほしい。高地でもないのですから。
コメント