アマゾンプライムで無料で観られます。いつ見てもおもしろい。新作をさらに面白く観れるはず。
結論
どこを切っても見所の連続。完璧な最高傑作。観ない理由無し。
概略・あらすじ
2015年公開のオーストラリアとアメリカの合作映画。2012年7月から12月までアフリカのナミビアで撮影された[2]。前作『マッドマックス/サンダードーム』以来、27年ぶりに製作された『マッドマックス』シリーズの第4作である。
wikiより引用
石油や水などの資源が尽きかけ、荒廃した世界。かつて愛する家族を守れなかったことを悔いる元警官マックスは、そのトラウマに苛まれる中、独裁者ジョーに反旗を翻した女戦士フュリオサの一団と出会う。そして彼は、壮絶な逃走劇に巻き込まれていく。
ネットより引用
感想
冒頭、突然変異の双頭のトカゲが画面手前から奥のマックスに近づき、足で踏まれて食われてしまいます。これは核戦争後のミュータント生物の誕生と、ほとんど食事シーンが出てこない本作で、ちゃんとタンパク質を摂取していることを描いており秀逸です。
マックス(トム・ハーディー)の走る姿はがに股でちょっとかっこ悪いですが、監督もそれに気づいたのか、冒頭以外ではマックスが走る姿はなくなっていく印象です。トレーラーでの逃走劇となり、運転しているか、トレーラー上を移動しているか、敵と戦っているので走る姿は観られなくなります。
イモータン・ジョーをはじめ、彼の子(?)の小人や息子のはげの巨漢など男は異形で醜く描かれます。ジョーに支配されている民衆も茶色の塊で、汚物的です。
ゆえに対比的に、フュリオサとともに脱走するジョーの女達は、非常に美しく見えます。白く清潔な布をまとう美女達がいることで、文明崩壊後のすべてが汚い世界とビジュアル的なバランスで観る者を安心させます。
主人公のフュリオサもマックスも黒や茶の色味で、さらにフュリオサは黒いオイルを額に塗り、シャーリーズ・セロンの元来もつ美しさをわざと減じます。
フュリオサは「大隊長」と呼ばれ、左手が欠損しており精巧な義手をしています。これらの顛末がたぶん新作では描かれるはずです。
「フュリオサ マッドマックスサーガ」の公開が始まりました。小さい部屋に移る前に早めに観に行きますので、復習はこれくらいにしておきます。
最後に本作のすべてが見所であるということを記しておきます。
この最高傑作につなげる前日譚を作るのはさまざまな制限がありハードルは高いと思いますが、奇跡の監督ジョージ・ミラーならやってくれると思います。皆様、本作を観て新作を観るもよし、逆に新作を観てから「怒りのデスロード」観るのもいいですねえ。
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