岡田斗司夫は「庵野の老後の楽しみシリーズ」というが、スタッフも観客も庵野秀明に振り回されているよう。
結論
緻密な脚本が伝わらない作品。いったい誰に向けての映画なのか。たぶん自分の庵野自身の老後の楽しみ。つきあえません。
概要・あらすじ
『シン・仮面ライダー』(シン かめんライダー)は、2023年3月18日に公開された[4]日本の映画[5]。シネバザール制作、庵野秀明脚本・監督による「仮面ライダーシリーズ」のリブート作品である。仮面ライダー生誕50周年企画作品[6]のひとつ。
現代を舞台に1971年に放送されたテレビシリーズ『仮面ライダー』、石ノ森章太郎の原作漫画『仮面ライダー』を参照しながら描かれる新たな物語となっている[7]。
wikiより引用
異形の「人類の幸福」を目的とする秘密結社SHOCKER(ショッカー)により改造人間とされた本郷猛は自らの能力と葛藤しながらも、彼を改造した緑川弘博士の娘ルリ子とともに、SHOCKERの怪人たちと対決していく。
感想
冒頭のクモオーグの手下を惨殺するシーンでは、かなりのスプラッターであり、これは大人の仮面ライダーだと期待を大きくさせてくれます。
ところが、その後期待は裏切られ、ゴアシーンはほとんどありません。とても残念。
庵野秀明は長澤まさみに恨みでもあるのでしょうか?ウルトラマンでのセクハラシーンといい、今回はさらに輪をかけて扱いがひどいことになっています。
長澤扮するサソリオーグは、もはや仮面ライダーと戦うこともできません。政府機関により粉砕されてしまいます。加えて、頭に付いているくるくる回るサソリの尻尾はなんでしょうか。馬鹿にしているようにも思えて、あまりにかわいそうな彼女です。
wikiなどであらすじを追ってみると、なかなかに緻密な脚本と思えるのですが、映画の中ではそれが感じられません。本郷とルリ子が次々に怪人と対決しているだけのような印象です。過去のTVドラマ的といえばそうですが、込み入ったシナリオが生きていないもったいない感があります。(途中寝てたのかな)
セーフハウスの大爆破シーンは迫力がありますが、あとは山中やダム、廃工場などでのロケでありチープです。
ラストのアクションも、従来の決められた殺陣を廃したアプローチが成功したとは思えません。
とにかく、ブログの筆が進まない作品です。この辺で終わっておきます。
「ウルトラマン」の方がまだましだったと思えてしまいます。庵野氏の作品は劣化しているのでしょうか。庵野氏のわがままに振り回されるスタッフさん本当にお疲れ様です。次の作品に期待します。「シン・ナウシカ」?
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