節分満月キャンプ　西海市「尻久砂里海浜公園」コバルトブルーの美しい海　静かな波音　「ゆるキャン△」トマトすきやき→チーズパスタを再現　夜明け前の幻想風景

結論

• リーズナブルで設備も充実した絶景のキャンプ場。超オススメ！
• ゆるキャン△レシピ「トマトすき焼き」「〆のパスタ」は簡単でかつ超おいしい！
• 夕焼け、波の音、満月・・・なんといっても自然の癒やし力は最強。外に飛び出そう！

尻久砂里海浜公園

基本データを西海市のHPより引用します。

住所	西海市大瀬戸町瀬戸福島郷258
電話番号	指定管理者：IRC株式会社電 話 番 号：0944-85-9129尻久砂里館：0959-22-0811（キャンプ予約窓口）
営業時間	海浜公園終日入場自由
定休日・施設情報等	キャンプ広場有料、トイレ・温水シャワー（1回100円）有
施設情報	1区画日帰り550円（10:00〜18:00）/1区画1泊1,100円（10:00〜翌10:00） ※要予約 ※利用日の3ヵ月前の1日から予約可 ※7月～8月及びGWは、1グループ3区画まで予約可

夏場は大変混み合うようですが、１～３月はぐっと減るので狙い目です。料金はごみの処理費用が加わって2人で2700円、割カンで1350円でした。格安です。管理棟に管理人さんも詰めてくれるというのも安心ですね。

予約時に1番だったので、最も景色がよく、炊事等にもトイレにも近い９番と８番のサイトを予約しました。サイトのすぐ下に車を駐車できるので、荷物運びものとても便利でした。私たちの他に４つのグループがいましたが、まだまだすいている感じです。

管理棟では、薪も売っていましたが、600円でひとくくりの量は少ないようでした。オイルやガガス缶も購入できるようでした。大きな燻製機かBBQ機が置いてありました。レンタルできるようです。いたれりつくせりの感があります。ゴミ袋を2枚もらって、出たゴミはチェックアウトの時に引き取ってもらえます。助かります。炊事場もトイレもとてもきれい。炊事場のすみに灰捨て場ももちろんあります。

「尻久砂里（しりくさり）」という不思議な名前の由来は、おしりが腐るほどずっと座って眺めていたいそんな絶景の場所だからとのことです。ほんとに美しい場所でしたよ。

設営とおやつ

今回もワークマンの「ピラミッドシェルター」を設営します。けっこう風が強くて、苦労しました。なんのかのと1時間ぐらいかかってしまいました。特に、ペグ打ちでで途中で岩盤に当たる部分が多くて大変でしたね。しかしこんなにかかるなんて、まだまだ初心者ですねえ。回数こなすしかないです。

今回おやつでどうしても作りたかったものがあります。数日前にTVで見た「はちみつとカマンベールチーズのホットサンド」です。これ、カマンベールを食パンの上に置いて、その上にはちみつをかけてサンドするだけの超簡単なレシピで、とてもおいしそうでしょ。

シェルターを風よけにして作りました。風が強い以外は、簡単に完成。挽き立てのコーヒーと一緒にいただきました。カマンベールの塩味が強いので、もっとはちみつ多めでの方がよかったですね。けちらずはちみつはたっぷりかけましょう。

夕食

最近はかなり日が長くなってきましたね。でも5時半くらいには日が沈みつつあり、まわりは素晴らしい夕焼けの光が満ちていました。

さて、急ぎ夕食の準備です。今回は、アニメ「ゆるキャン△」のクリスマスキャンプで犬子が作った「トマトすきやき」と「〆のチーズパスタ」を再現しました。レシピはこのサイトを参考にしました。タマネギとトマトとお肉だけのシンプルな具材なので、実に簡単にできました。お味は、トマトが熱々で大変においしい。さっぱりした味の最高のすき焼きとなりました。

〆のチーズパスタも簡単です。家で仕込んできた「水漬けパスタ」をトマトすき焼きに鍋に放り込んで、ピザ用のチーズを好きなだけ入れて炒めるだけ。もちもちで、すき焼きの味も染みた最高パスタの完成です。おいしくて食べるのに夢中で写真撮るの忘れてました。

食事の後は、お酒をゆっくりいただきながら、焚き火を見つめてまったりしました。焚き火の炎はいつでまでも見つめていられるから不思議です。コノスルのワインもおいしかったなあ。

夜明け前

東の空、山の方から満月が登ってまわりを明るく照らしています。昼間ぽかぽかだった気温も、ぐんぐん下がってきました。強かった風もやんで、静かな夜です。波の音もとてもかすか。9時近くまで焚き火を楽しんだので、もう休むことにしましょう。

ケトルのお湯を湯たんぽに入れて寝袋の足下にいれました。これはたまらん気持ちよさです。気をよくしてダウンを着ずに寝袋に入ったのですが、後に後悔します。胸の上がかなり寒く、何度も目が冷めてしまいました。初心者はやらかしますね。

夜明け前、4時すぎにたまらずトイレに立ちました。スッキリしてシェルターに戻ろうとして驚きました。東の空から登った満月が今は西の空、海の向こうに移動して松島の上に輝いています。その光が湾の静かな海面に反射して、とても幻想的な風景を産んでいました。私はしばし動くことができずその世界に魅入られていました。

スマホのカメラの精度は人間の目には遠く及ばず、写真では表現不能ですが、鉄塔の赤いランプも幻想性を高めていますね。