日帰りバスツアー 金の茶室 秀吉の本気の朝鮮侵略がわかる名将達の陣屋 松浦一酒造のカッパのミイラ

エトセトラ
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samon
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この数年旅行というものに行ってませんでした。縁あって日帰りのバスツアーに参加しました。佐賀の唐津にある「名護屋城博物館」「松浦一酒造」の2カ所を巡るのんびり旅でした。

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結論

旅は楽し。どんどん出かけましょう。これが結論ですね。今回の旅で、秀吉の本気の海外侵略を感じました。他国を侵してまで自分の力を高めようとしたのでしょうか。それは人間の本性なのでしょうか。

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名護屋城博物館

名護屋城の建物は現在は何も残っていません。「城址」であり、石垣が一部残るのみです。しかし、立派な博物館がすぐそばに建てられていました。内部はほの暗く、広い敷地をゆったりと使って展示がなされています。天井が高く、とても気分のよい博物館です。

県立の建物で、何と観覧料が無料です。これだけの施設を維持するにはかなりのお金がかかると思われますが、税金で賄われているとは驚きです。

今回のツアーに参加しようと思った一番のきっかけは、この博物館に「金の茶室」が展示されていることでした。「再び名護屋に」というのは、秀吉が本地に「金の茶室」を作ったものの、この城の役割の終わりとともに、その茶室が移動され、今回それが戻ったという意味合いです。

茶室は3畳なので、大変小さいものです。しかし、その金の輝きは曇りなく、驚くばかりでした。金の耐久性って凄いんですね。

しかし、こんな茶室では落ち着いて茶などたてられないとのではと思うのは私だけでしょうか。秀吉の権力の大きさを象徴するものであり、実用性は別だったのではないでしょうか。

展示品の中に、大きな壺があり、そのふたの上に不気味な生物の装飾を発見。私は、金の茶室よりよほど気に入りました。デフォルメされた龍でしょうか。

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陣屋

秀吉の権力の大きさは、名護屋城の周りに作られた「陣屋」からも伺うことができます。名護屋城は、重機がない時代に何と「半年」で築き上げられた城です。それは、各地の大名の力を結集した為で来たことのようです。陣屋はその日本各地の名将達の唐津出張所のようなものでしょうか。名将達がその陣にいたのはほんの少しの時間だったでしょうが、立派な敷地と建物がありました。

中でも徳川家康や前田利家の陣屋は広大でした。家康など本陣屋と別陣屋と2つもあったのです。当時の権力のバランスも見て取れます。また、名護屋城築城を指揮した築城の名手「加藤清正」の陣屋や伊達政宗の陣屋も見えます。「伊達政宗陣屋跡」という交差点もあるんですね。

このような名護屋城の築城や名将達の陣屋を眺めていると、秀吉が本気でこの唐津の地から、朝鮮へ向けて手を伸ばそうとしていた強い意志を感じますね。どこかの国の他国への侵攻が現実に進む中、秀吉も過去に同じ事を行おうとしていたことが、リアルに感じられました。侵略は失敗に終わりますが。

松浦一酒造

唐津から40分くらいバスで走った、佐賀県伊万里市に「松浦一酒造」はあります。小さな町中に静かに存在しており、以前立ち寄った、長崎県波佐見の「今里酒造」ととてもよく似ています。

酒造の目印である「杉玉」が迎えてくれます。

この杉玉1つを作るのに、軽トラ一杯の杉の枝が必要だそうです。軽トラ一杯の杉の枝が詰め込まれた超高密度な玉ということですね。

こちらの酒造には、何とカッパのミイラが安置してあるそうです。樽でできた立派な神棚の中にそれは置いてありました。

酒造の屋根の葺き替え工事の際に、職人さんが何かが梁に結わえ付けられているのを発見し、取り出してみるとこのミイラがあったそうで、一緒に「河伯(カッパ)」という文字が書かれていたそうです。ミイラ自体を科学的な調査に出したわけではないので、真偽のほどはわからないとのことです。また、科学的調査に出すつもりもないとのこと。ロマンを守るということですね。それもよしです。

試飲もいただきました。「大吟醸」「ひやおろし」「梅酒」「甘酒」をいただきました。ひやおろしは、あまりにさらりとして「如水(みずのごとし)」でした。そこで、お土産は「純米大吟醸」を奮発しました。試飲のものより甘いそうですが、ここは「純米」を選びました。お正月にありがたくいただきましょう。

工場の外には、いい具合にサビの入った醸造タンクが置いてありましたのでカメラに納めました。青空と対比して美しいです。

samon
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久々に出かけたバスツアー。最高でしたね。やはり非日常を体験することは大事なようです。皆様も、(用心しながら)旅に出てはいかがでしょうか。私はこれを契機に、近場に車中泊の旅に出たいなと思います。旅は最高の体験、人生のよき思い出となりますよね。よき思い出をいっぱい作りましょう!

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