対馬の旅 歴史深く おいしさも抜群

雑記
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5月の4日5日と対馬に行ってきました。

samon
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船で行こうとすると、とてつもなく遠い島ですが、飛行機だと長崎空港からたったの30分。日本と朝鮮半島のちょうど中間に位置する対馬は、以外に近いところでした。天気も良く、離島の空気はとんでもなく清らかで、体全体が浄化されるようでした。

長崎空港で搭乗した飛行機は、ANAとORCという離島便の共同運行機で、73人乗りのものでした。通常はこの半分くらいの飛行機なのですが、ゴールデンウイークゆえの措置でしょうか?とまれ、快適なフライトでした。

つしまやまねこ空港というかわいらしい空港に到着しました。時間はお昼を過ぎており、空港近くのお店で腹ごしらえをすることにしました。魚屋さんが経営されているとのことで、対馬名物の「あなご」をいただきます。フライと天ぷらがありましたが、珍しいフライの方を選びました。

ふわふわのあなごはたいへんおいしくいただきました。小鉢も多い定食で、お腹は満腹です。あなごの天ぷらも一口いただきましたが、私は「あなご」は天ぷらの方がよいかと思いました。

和多都美神社(わたつみじんじゃ)

次の目的地は、海の中に立つ鳥居見たさで、空港から45分くらい車で走ったところにある、「和多都美神社」に行きました。ちょうど引き潮で、海の中から鳥居がというわけにはいきませんでしたが、近くまで歩いて行くことができました。

写真の奥の鳥居の足の黒いところまで海に沈むのでしょう。今度はその風景も見てみたいですね。さて、こちらの神社には豊玉姫夫婦がまつられています。豊玉姫の夫は、海彦山彦の「山彦」の方です。海の神(豊玉姫)と山の神が夫婦になるわけですね。豊玉姫の孫が、初代天皇の「神武天皇」です。

烏帽子岳展望台

和多都美神社からしばらく登ると、烏帽子岳展望台に至ります。駐車場が整備されていて、そこから2、3分歩くと東屋がある展望台に着きます。とても楽ちんです。展望台からは、東と西の海が一望できます。

浅芽湾(あそうわん)は、たいへん入り組んだリアス式の湾です。複雑な姿は、そのまま絶景となっています。天気も良く、目に焼き付けたい景色です。

東屋の展望台には双眼鏡があり、壊れているのか無料で観ることができます。韓国が見えないかと海岸線を探しましたが、遠くは煙っていて韓国の姿は見えませんでした。

対馬博物館

旅の終わりに、ホテルのすぐそばにある、何と4月30日にオープンしたばかりの「対馬博物館」を訪ねました。

写真は、博物館に入るために通る櫓門です。この櫓門は金石(かねいし)城の櫓門です。市街地を挟んだ桟原(さじきばら)城とこの金石城を合わせて「厳原(いずはら)城」といいます。ですから、博物館は城の中にあると言ってもよいでしょう。

館内展示は平設展を見ました。対馬の歴史が年代を追って分かる仕組みです。暗い室内が、展示品への集中を促してくれるようで、ある種異世界に入り込んだような気分にさせてくれました。とてもよかったです。

samon
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おいしいものもたくさんいただき、小さな旅でしたがとても満喫できました。長崎県にはたくさんの素晴らしい場所があるんだと再確認。遠くまで行かずとも、県内を回るのもいいかもしれません。あっというまに行ける対馬に、皆様もぜひ足を運んでみてください。オススメです!

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