確定申告に行ってきました。会場は、イメージしていたいろいろ相談する場所などではなく、まさにその場で確定申告書を作成する場所だったのです。
LINEの国税庁サイトで、予約をして出かけました。予約時刻は15:00。20分くらい早く着いたので、様子を見ていると、すぐに男性が声をかけてきてくれて、「今日は寒いせいか、(来場者が)少ないので、すぐどうぞ」とのこと。ラッキー。
最初に対応してくれた女性は、私が自分で確定申告書類を作成してきたのを見て、「わあ、ここまで完璧に作っていらっしゃって、すごい」とほめてもらいました。「あれ?」変な感じです。
つまり、この会場には、作成した確定申告書を持ってくるという人は少なく(あるいはおらず)、まさにこの場で確定申告書類を作成するのだなと分かってきます。
先ほどの女性から、「この青の線に沿って進んでください」と指示され次の窓口に行きます。そこでも、女性の方が書類を確認してくれて、「そこで待ってください」と言われ、待っていると、男性が手招きしてくれたので、そちらに行きます。そこでは、パソコンで住所氏名、パスワード等入力させられ、「利用者識別番号」とやらを発行してもらいました。
その番号を持って、次の男性に着いていきます。「では、スマホで確定申告していきましょう」と男性。
「え?もう自分で申告書を作ってきたんですけど」と言うとやっと理解されて、提出場所へ案内されました。これで、この会場がスマホかパソコンで確定申告書を、その場で作る所であるということがはっきりわかりました。なんか、ちと恥ずかしくなってきました。
最初のほめてくれた女性は、私がすでに申告書を作成済みであると言うことを、次に連絡することもなく、たぶんマニュアルどおりに、次に流しただけなのでしょう。
たくさんのスタッフがいらっしゃったので、その多くが専門の方ではないのでしょう。よって私のような変わった申告者への柔軟な対応を求めるのは酷なのかも知れませんね。しかし、少し回り道でした。
さて、申告書の提出場所では、ちゃっちゃと受理されてあっという間に終了でした。あっけないくらいです。後で役場に勤めている友人からメールが来て、「控除申告だけだったら、役場でもできるよ」と教えてくれました。
私の中でもっと厳格な印象があった「確定申告」神話は、がらがらと崩れてしまいました。来年からはe-Taxで電子上でやろうと思いました。あーでも、e-Taxのためにはマイナンバーカードがいるんだよなあ。と思っていると、女性が声をかけてきました。「マイナンバーカードはお持ちですか?」
何とこの会場でマイナンバーカードの申し込みをやっているというのです。写真もとってくれるというのです。以前マイナンバーカードをスマホで申し込んだ際に、撮影した写真の背景に別のものが写っているのでダメと、けられたことがあるのです。それ以降申し込みがおっくうになって、そのままにしていたのです。
マイナンバーカードも申し込めたし、確定申告も案外簡単に終了。まあ、よかったかなあ。「案ずるより産むが易し」ということですね。何にでも飛び込んでみて行動してみて、そこから学べるということでしょう。回り道も歓迎しましょう。
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