当地長崎は、まん延防止特別措置の解除がなされることとなった。飲食店の時短営業や外出自粛が取り払われる。しかし、非常事態宣言やまん延防止の地域でも、酒の提供は19:30まで、営業は21時までという字幕がTVで流れた。たしか、以前は酒は19時、営業は20時までだったはず。同じ非常事態宣言下でも全体にじんわりと緩和されているのだなと思った。ある野党の議員は「何の対策もしないのに、ただ同じ非常事態宣言を出しても無意味である」というような発言をしていた。確かにワクチン接種は継続されているが、その他の新規の手は見当たらない。対策は無くとも、緩和だけはじわじわ進めているということだ。日本の政治が経済重視と言うことがよく分かる。まもなく終焉を迎える総理大臣は記者会見の中で、その終わりを有終の美とでもするように、自分の成果を語り始めた。チャンネルを変えてしまった。
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