音楽番組の音質改善のために、BDレコーダーをリスニングルームに移しました(戻しました)。これで、朝の「クラシック倶楽部」や「クラシック音楽館」の音が少しは良くなるだろう。幾つかの機器の電源スイッチを入れなければならない煩雑さが伴うけれど。さて、BDレコーダーに過去に録画していた映画「ちはやふる-結び-」をちらと観ていると、なんか引き込まれて半分近く観てしまった。そんな力がこの映画にはある。監督の力はもちろんだが、キャストの力が素晴らしい。広瀬すす、野村周平はもちろん、茶の間のヒロインとなった上白石萌音に「イチケイのカラス」でも存在感を見せる新田真剣佑、そして現在の連ドラのヒロイン清原果耶が脇を固める。広瀬と清原は連ドラ「なつぞら」でも共演し、強烈な印象を与えたことは記憶に新しい。さらに個性的なクイーンに松岡茉優。立派なコメディエンヌである。この完結編でとても印象深いのは賀来賢人だろう。このようなキャストたちのそれぞれがしっかりとキャラが立っていて、全員に好感がもててしまうのだ。そこがこの映画のすごいところだ。観てない人は、ぜひ3部作全部見て欲しい。そんな超良質の青春映画である。
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