地下鉄道~自由への旅路~

Drama
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AmazonOriginal「地下鉄道」第1章ジョージアを観ました。1人での出産、胎盤が出てきてそれを自分で土に埋めるシーンで始まる。そこで生まれた女の子が主人公のコーラ・ランドルである。母はある日突然、コーラを置いて消えてしまう。「地下鉄道」という黒人を北へ逃がす組織の手伝いで、農園を脱出したのだ。コーラも同じ道をたどることに。町山智浩氏の解説では、「地下鉄道」とは地下に鉄道が走っているのでなく、ステーション(駅)といわれる脱出の中間地点をたどって、北へと黒人たちは逃がしたためそう呼ばれたらしい。ところが、このドラマでは、実際に地下を蒸気機関車が走ってくる。第1章はコーラがこの列車に乗るところで終わる。非常に残酷なシーンが続くが、印象深いのは農園主が、黒人と白人は違う生き物であると信じている点だ。子どもの頃、蝉のおしりに爆竹を刺して爆発させて遊ぶことがあった。男の子は生き物を殺す遊びをやった経験はあるのではないだろうか。それができたのは、蝉やカエルなどが人間とは違う生き物だからではないだろうか。農園主が「黒人は白人とは違う生き物である」という教育を受けてきたとしたら。それを信じたとしたら。さて全十話がどのように展開していくのか楽しみである。鍵は「ガリバー旅行記」では。

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