カール・ミュンヒンガー指揮シュツットガルト室内管弦楽団「バッハ/管弦楽組曲第1番」を聴きました。盤面を見るとかなり傷だらけ。不安を感じながら針を下ろすと、やはりかなりのスクラッチノイズが。それにしてもこれはなんと清々しい、幸福感・祝祭感に満ちた演奏であろうか。フルートが活躍する2番や「G線上のアリア」がでる3番はよく聴いていたが、1番は低かった。2本のオーボエと弦楽器による演奏だが、オーボエが主張することなく弦楽器に溶け込んで実に自然。音楽の喜びを神に捧げるが如き美しさだ。連休が終わり少し気分はブルーだが、こういう音楽に出会えた今日に感謝だ。スクラッチノイズも気にならなくなっている不思議よ。
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