絵を描くように音楽を創る

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さだまさし、福山雅治に続く長崎出身の音楽の星、川谷絵音の作曲の様子をリアルタイムに公開したのが今週の関ジャムでした。彼はベッキーとの不倫騒動で悪名がとどろいたが、その天才的音楽才能を関ジャムはこれまで伝えてきた。現在いくつもバンドやプロデュースに関わり、その才能を大輪と咲かせている。番組では、レギュラーの出したキーワードからまず作詞をし、それを曲に仕上げるところまでを放送した。作曲にあたり、まずギターのコードを提示し、絶対音感のある女の子が、次々にホワイトボードにコードを書いていく。細かい変更もしながら、各楽器に言葉で「こんな風に」と指示しながら曲はどんどん完成していく。歌はスマホに川谷が録音したものを、ボーカルの女の子が聴いて、出来てきたバンドサウンドに乗せていく。川谷絵音の名前の通り、まるで絵を描くように音楽を創り上げていく様は天才的だ。将棋の加藤一二三氏が「(指し手が)直感的にわかるんですよ」と言っていたが、モーツアルトもシューベルトもたぶん、直感的に次に来る音楽が分かったんじゃ無いかな。それまさに天才ゆえ。うらやましいが、まねできるものではない。

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