JSバッハ作曲「無伴奏バイオリンソナタ第2番」を聴きました。バイオリンは、ギドン・クレーメル。「ギドン」どは怪獣のような名前だが、ロシアのバイオリニストだ。彼は無伴奏を何度か録音しており、これは旧盤。
以前はもっととげとげしく聞こえていたように記憶しているが、今聴くとそれほどにも感じない。特に速度の速い曲は、慈愛に満ちて大変美しい。演奏機器が変わったせいであろうか。
続いて同じくJSバッハ作曲「無伴奏チェロ組曲第6番」を聴く。演奏はモーリス・ジャンドロン。両方ともアナログディスクだ。この演奏は響きがとてもすばらしい会場で録音されている。ジャンドロンの校訂した楽譜で、無伴奏チェロ組曲を練習しているが、この6番には手も足も出ない。あきらめて、また1番から順番に練習していこう。
先日のチェロトリオの練習で気がついたが、自分の中にはリズムのカウントが時折無くなってしまうときがある。速度が分からなくなるのだ。これはたぶん練習のときにメトロノームを鳴らしていないせいでは無いかと思われる。と思って久々にメトロノームを鳴らしてみると、鳴らない。電気が切れている。
チェロトリオの仲間に聞いてみると、練習のときにはメトロノームを使うとのこと。「ゆっくりから少しずつ上げていきます」と言っていた。この努力が私には欠けていたのだろう。ボタン電池を買わねば。
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