黒川博行著「文福茶釜」

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ブックバトン4冊目。黒川博行著「文福茶釜」読了しました。高校で美術教師をしていた著者がその知見を生かして書いた作品。美術の高尚な高みとどこまでも欲の面の皮のはった下世話な人間とが対比的で印象深い。中でも、田舎の古い蔵の茶釜(芦屋釜)をだまし取った連中が、漫画の色紙に見事にだまされる一編は実に痛快だ。この作品は映画化もされている。主演は駿河太郎(鶴瓶の息子)と小芝風花(美食探偵のいちご)。

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