岡田斗司夫氏大絶賛の「【推しの子】」アニメ版がアマプラで公開されているので観てみました。「ダンスや歌が中心のアイドルアニメ-?」と懐疑的に見始めましたが、第1話終了時には完全にはまってしまっていました。
結論
アイドルアニメー興味ない、そんなあなた だまされたと思ってこの90分の異例な第1話をご覧なさい。はまること間違いなし。超オススメ!
第1話あらすじ・解説
アイドル、星野アイの熱烈なファンである産婦人科医。雨宮吾郎。ゴローの前に現れた患者は、まさに推していたアイドル、星野アイであった。衝撃を受けつつも、星野アイの振る舞いを受け、アイの出産に力を貸すことを決めるゴロー。
しかし、アイの出産のタイミングでゴローは何者かに襲われ、命を落とすことになる。だが、なんの奇跡かゴローはアイの子供、『星野 愛久愛海』として転生した。同じく転生したらしい双子の妹、『星野 瑠美衣』と共に、推しの子としての生活を送るゴロー。アイドルの子供として、芸能界に関わりつつ育っていくゴロー(アクア)であったが。ある日、とてつもない事件が起き……。
ネットより引用
感想
まずは第1話が破格の90分に驚きます。もつのかそんなに!
杞憂でした。第2話からの物語のプロローグとしてどうしても語らなければならななかったことを一気呵成に出し切った感があります。ゆえにゆるみがない。90分必要だったということです。
ストーリー展開が魅力的です。複雑で重層的。産婦人科医ゴローは、何者かに殺されますがアイドル「アイ」の双子の男児として転生。複雑ながら一貫した主人公として物語の背骨を構成しています。
何か暗い過去をもつことが仄めかされたアイドル「アイ」の対照的な明るさも魅力。アイドルでありつつ慈しみ深い母でもあるのが新しいですね。なおかつ、脳天気なアイドルに堕しないしたたかさや秘密が非常にアイを魅力的にします。本作のテーマ的な「嘘」も彼女はまとい続けます。
殺人者が誰か、双子の父親は誰か、このミステリアスな状況も魅力です。第2話以降この謎が解き明かされていく展開も想像できます。
原作
原案:赤坂アカ 作画:横槍メンゴによる「週刊ヤングジャンプ」連載漫画です。
赤坂アカ
2015年5月より「ミラクルジャンプ」にて『かぐや様は告らせたい』を連載開始。2016年3月より発表の場を「週刊ヤングジャンプ」に移し、自身初の週刊連載を開始。2020年4月より同誌にて、横槍メンゴとタッグを組み『【推しの子】』の連載が始動。異例の2作同時週刊連載を行うなか『かぐや様は告らせたい』は2022年11月に完結。横槍メンゴ
原作公式サイトから引用
青年誌を中心に活動し、2012年1月より『君は淫らな僕の女王』を連載。その後2014年4月より「ミラクルジャンプ」にて連載を開始した『レトルトパウチ!』は、2017年7月より発表の場を「週刊ヤングジャンプ」に移し、2019年1月に完結を迎えた。2020年4月から同誌にて、赤坂アカとタッグを組み『【推しの子】』を連載開始。
劇場映画化された『かぐや様は告らせたい』は、題名くらいは知っていても全く興味なく映画もアニメも原作も未見です。横槍先生にいたってはぜんぜん知りませんでした。日本の漫画文化の広大さを感じます。まあ、ふだん求めて漫画読まんからなあ。
岡田斗司夫氏のユーチューブでの推薦が無かったら【推しの子】観なかっただろうなあ。ありがたい。第2話以降も楽しみに観たいと思います。機会あれば原作にもあたりたい。でも、漫画のレンタルがあった「TUTAYA」が無くなって漫画からは遠くなっています。みんな電子書籍で読んでいるのかな?そちらも調べてみますか。とまれ、【推しの子】第1話アマプラで御覧ください。
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