金曜日は映画の日。今日からTUTAYAはレンタルセール。準新作・旧作は110円だ。以前は80円だったのにね。で、いろいろ借りてきた。この1週間は映画の日々になるだろう。一番気になった「蝶の力学」から見始める。ドラマW(WOWOWのオリジナルドラマ)で、木村文乃主演。全6話中の1話と2話を観たが、うーん演出がゆるいなあ。しかもどちらも終わり10分くらいが全く同じクライマックス。連続してみると「おいおい」となる。同じ主演キャストの木村文乃・青木崇高のNHK「サギデカ」とつい比べてしまう。NHKに軍配が上がるだろう。「サギデカ」は何か賞も取ったなあ。二つのドラマの何が違う?主人公の背景の描き込みである。「蝶の」主人公如月の背景は全く描かれていない。だから人間としての立体感が感じられない。同じキャストでしかも犯罪ドラマでも、演出によりこれほど作品というのは変わってくることが実感できる。俳優の魅力を生かすも殺すも演出にかかってくる。才能のいる仕事である。残りの4話。どうなるかなあ。期待は低めにしておこう。
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