蝶の力学」3話4話

Drama
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木村文乃主演「蝶の力学」3話4話を観ました。全6話の中間部である。ここに来て演出の腕は俄然冴えてくる。シナリオも複雑化してくる。3話では、木村の青木へのもやもやとした思い(恋心と嫉妬)が解決されて、木村が主任捜査官としてぐんぐんと成長してくる姿が描かれるからだ。さらに物語の展開がスピードアップし、次々に繰り出される新事実に観るものは巻き込まれていく。加えて、この帳場(捜査本部)の全員が一丸となって犯人を追及していく警察の姿もすがすがしい。普通対立者がいるものだが、それがない。もしここに足を引っ張る同僚や内通者がいれば、物語はさらに複雑化するが、それを避けて犯人クラスター16と警察の一騎打ちを演出してるのは成功かもしれない。ラストの2話では、これまで静かに木村の成長を補佐し見守ってきた青木の過去の彼自身の事件がリンクしてくる予感がする。そしてハリウッドスターの菊地凛子がどう核心に絡んでくるかも楽しみである。連続ドラマのおもしろさはやっぱり全部見てみないとね。それをちょっと教えてくれたかも。ラストでしぼまず突っ走ることを祈る。

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