美の壺「アナログレコード」

AUDIO
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NHK-BS「美の壺」再放送「アナログレコード」を観ました。アナログレコードを何枚もリリースしている秦基博は、「レコードの音はあたたかい」という。アナログレコードが見直され、毎年リリースが増えているのには理由があるだろう。その一つの回答が音の「あたたかさ」であることは実感である。番組の中では、「針がレコードの溝をこすることで音を出す仕組みが、楽器演奏と同じである」という。弦を弓でこする、リードをふるわせるなどの物理的な発音に周囲のノイズが混じり合ってサウンドとなっている。それがあたたかさをうむのだろうか。しかしながら、このところオーディオの世界は冬である。目立った技術革新が無く、雑誌もまったく面白くない。そのためにアナログレコードのよさが再評価されているのかもしれない。めんどうくさいアナログレコードの操作があるが、その儀式を含めて今後も残っていって欲しい文化だ。

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