秋キャンプ「田代原キャンプ場」シーズン終了前の最後のキャンプ 今回は物を持っていかない車中泊キャンプがテーマ

エトセトラ
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samon
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雲仙の近くの「田代原キャンプ場」は11月から冬期の閉鎖に入ります。ぎりぎり最後に出かけました。ソルグルキャンの仲間が、新幕(新しいテント)を持ってくると言うので、楽しみです。私は逆にできるだけ大きなキャンプ道具を持っていかないをテーマに実践してみたいと思います。さて、どうなるやら。

長崎県雲仙市:田代原(たしろばる)キャンプ場

田代原キャンプ場は、九千部岳と吾妻岳の間にひろがる牧草地帯にあり、標高は700mほどのさわやかな高原です。ただし、私は初めて行くキャンプ場なので、この10月末の当地の気候がよく分かりません。夜は相当冷えることを予想していかねばならないでしょう。

これを機にと、家の衣替えもやりました。

先日久し振りにキャンプ仲間と偶然会って、「どこかいいとこない?」と尋ねての答えがこのキャンプ場でした。「雰囲気がとてもいい」とのことでした。しかも、10月31日で今期の開場は最後とのことで、あわてて29日30日を予約しました。

もとは牧場だったそうで、広い敷地が魅力的です。高地なので紅葉もみれるでしょうか?キャンプ仲間曰く「登るときは『吾妻』の方からでないと、千々石からだと道が狭くて生きた心地がしない」とのこと。いいアドバイスをもらいました。

設営

スーパーで落ち合って買い出しを済ませ、いざ「吾妻」側から雲仙に登っていきます。道は広くてまったく心配はありませんでした。

さて、設営ですが、今回テントを張らない私はほとんど設営はなし。友人は新しく買ったワンポールテントを設営します。天幕デザインのデラックスというやつ。テントの一番高いところが280cmもある大きなテントです。ソロには十分な広さが確保できます。いいなあ。

私の方は、イスとテーブルを出せば完了です。この簡単さが今回のねらいです。友人の頑張りを見守りながら読書です。お昼を食べた後も、まったりと過ごしました。日差しは結構暑いですね。もうすぐ
11月というのに。

夕食

日もだいぶ傾いてきたので、暗くなる前に夕食を作ります。今回の私のキャンプ飯は、全部ホットサンドメーカーで作ります。「サイコロステーキ」と「ウインナー餃子」そしてご飯。ご飯だけは「たける君」で電気で炊きます。

お肉に下ごしらえした後、ホットサンドメーカーの片側で肉を焼きます。焼けたら、もう片方に移して、焼いていた方でソースを作ります。しょうゆ、みりんに赤ワインと肉の油が混じってのソースが完成します。ソースをお肉にかけてできあがり。簡単です。ご飯も炊けてました。ビールと一緒にいただきます。ちなみに火力はカセットガスコンロです。火加減調整がとても楽ですから。友人は焚き火の火で豪快に調理していました。これもまたよし。

2品目は、ウインナー餃子です。餃子の皮に4分の1にカットしたスライスチーズをのせ、その上に大葉、ウインナーとのせます。今回、ダイエット目的で、ウインナーを魚肉ソーセージに変更。お味が気になりますが、チャレンジです。

餃子の皮をくるっと巻いて、端に水をつけてとめます。これを8個、ホットサンドメーカーにのせ、今度はもう片方で挟んで、元来のホットサンドのように焼きます。弱火でじっくり焼きます。カセットコンロだとこの弱火が実現できるのでいいです。

でも弱火過ぎたのか、なかなか焼けません。もう何度もひっくり返しながら、あわてず頑張ります。ようやく焼き目が付いてきました。ホットサンドメーカーは両面の焼き目が確認できるのもいいですね。かなり時間がかかったので、もう少し火を強めても良かったという学びがありました。

シェラカップのポン酢と七味唐辛子をつけていただきます。ヘルシーなおいしさ!大葉がいい仕事をしてます。餃子の皮がたくさんあまったので、こりゃおうちでも作ってみましょう。こんどはウインナーでね。

日が暮れて

昼間半袖で過ごせた当地も、火が落ちると急速に冷えてきました。すでに14度くらいです。まさに焚き火タイムです。ワークマンの難燃性のコートを着て、いざ着火です。薪は管理棟では売っていませんので、ナフコで針葉樹を買ってきました。針葉樹しか売ってませんでした。

針葉樹はとてもよく燃えます。でも長くもちません。足るでしょうか。少し持ってきていた桜の木を途中途中に加えながら焚き火を行いました。桜の枝は長く燃えますが、燃えにくいです。両方をうまく使うことが大事ですね。

20時くらいまで焚き火の火を眺めて過ごしましたが、寒さがきつくなり、車の中に入ることにしました。車の中では冬用の寝袋を持ってきていたので、その中に入るともうぽかぽかです。すぐに眠りにおり、朝までぐっすり熟睡できました。自宅よりよく寝むれて、翌日目が覚めたのはもう7時少し前でした。

朝の気持ちよさは最高

キャンプの楽しみのひとつが、朝の気持ちよさです。自然の中で目覚め、おいしい空気を一杯に吸い込みます。まわりのキャンパーはほとんど起きていました。そうそう、目が覚めたのも、となりのバトニングの音ででした。

朝日が昇ってきて、吾妻岳か九千部岳に柔らかい金色を放ちます。山頂には雲がかかってとても美しく幻想的ですね。

朝食

朝食ももちろんホットサンドメーカーの登場です。食パンの上に、スライスチーズ+大葉+ポテトサラダをのせます。これに昨日のお昼の残り「牡蠣フライ」を2個のせます。まだ大葉が余ってたので、それものせてふたを閉じます。

これも火加減が重要。強くするとパンだけ焦げて、中身があたたまらないという悲しいことになってしまいます。弱火でじっくりいきます。時間はかかりますが、この時間も楽しみなんですよね。なんとか上手に焼けました。中身もしっかりあたたまっています。牡蠣フライの脂の甘みがたまりません。パンにカツをはさむうまさってこれなのでしょう。

ミルで挽いたコーヒーも一緒にいただくと、もう至福の時間です。

撤収そして雲仙の温泉へ

今回は撤収もとても簡単です。これに慣れるとテント立てるのが億劫になるのではないかと・・・それは怖いですね。

さて、当地から雲仙の温泉街までは約20分。もう行かないわけにはいきません。この楽しみのがあるから、撤収も元気よくできます。管理人さんに挨拶して、ついでにオススメの温泉を聞きました。「小地獄温泉」を教えてくれました。

「小地獄温泉」は八角形のとてもしゃれた浴場で、白い湯はとても効能がありそうです。雲仙の湯はとても熱いのですが、こちらはぬる湯もあって助かります。ぬる湯で体を慣らした後に、あつ湯に入りますと何とか、1度で入れます。でも30秒が限界でした。

お昼は温泉街の中にある「絹笠食堂」さんで「カレーちゃんぽん」をいただきました。壁面にテレビ局の人が書いた落書きがたくさんありました。ルー大柴とお店の人が一緒に映った写真もあり、名物のお店なのでしょう。「カレーちゃんぽん」はカレー風味はうすめで、ふつうのちゃんぽんでもいいかなと思いましたね。

本当に天気がよい、最高のキャンプでした。帰りは途中でおまんじゅうを買って食べたりしながら、のんびり帰路につきました。また、いい思い出がひとつ増えました。

samon
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田代原キャンプ場、とてもすばらしいところでした。来年もまた訪ねようと思います。さあ、秋も深まって本格的なキャンプシーズンですねえ。次はどこにいきましょうか?よい所あったら教えてください。

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