私をくいとめて

大九明子監督・脚本作品「私をくいとめて」（AmazonPrime)を観ました。おひとりさま生活の長い、３１才の女性の脳内相談役Aとの毎日と不器用な恋を描く物語。NHK「あまちゃん」以来ののん（能年玲奈）と橋本愛との共演が話題に。また、「勝手のふるえてろ」の監督ということで楽しみに観た。のんのアップの映像が多く、黒目がちのその美しい表情と憑依型役者の彼女のわき上がる感情表現は素晴らしい。しかしそれほど共感できないのは自分が異性だから？彼女の存在周辺が描かれず、謎だから？あふれ出す心情がちょっとエキセントリックすぎるからか？じんわり考えたい。