理想のアクションシーンの追究

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映画三昧の日。ラジオ番組であるアクション監督が最高のアクション映画と推薦していた、ジャッキー・チェン監督作品「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(AmazonPrimu)を観ました。アクションをある種の型としての美ととらえ、不自然さはおいておいて、見せていく。ガラスに突っ込むシーンが多い印象だ。どう体が落ちれば美しいか、おもしろいかを追究していく。コメディの要素も満載で、中でもたくさんの電話を受けていく場面は傑作だ。アクションの白眉は、ショッピングモールの3階くらいから電飾を発火させながらポールを滑り落ちるところだ。いろいろな角度から3度も繰り返され、自信あるシーンだったのがわかる。不死身のジャッキーだが、エンドロールのNGシーン集ではマッサージしてもらったり、みんなからうちわであわいでもらったり、痛さに顔しかめる影像も挟まれて、生身の人間であることが分かる。それを押しても、理想のアクションシーンを求めた天才ジャッキーにしびれる。

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