家内の実家にあいさつに行きました。お刺身のすごいこと。堪能し、酒もかなり飲んだ。完全に食事のリズムが崩れて、夕食は21時くらいから食べる始末。まあ、お正月ならではということでこれもよし。さて、今日のウルトラセブンは第5話「消された時間」今回の宇宙人の侵略手段は「ダンぬれぎぬ作戦」だ。
ビラ星人の特殊能力は時間を止めること。こりゃすごい力だ。時間を止めている間に、天才科学者ユシマ博士を手先として、やはり地球防衛軍極東基地を内部から破壊しようとする。今回の脚本は台詞が多く説明的。しかし、状況はよく分かる。ユシマ博士は「この中に敵のスパイがいる」とダンに濡れ衣を着せ、ダンは仲間の隊員から少しの信頼をうけることも無く独房に拘留されてしまう。結構薄情なものだ。それほどユシマ博士の権威は強いと思われる。この強い権威をうまく使えば、地球侵略も容易と思われるが、ユシマ博士は破壊工作員として利用される。ここは子ども向きの番組故だ。
今回もホーク1号3号の発射シーンは丁寧に表現される。特に3号のロケット噴射のシールドとなる壁面が上から下がってくるのはかっこいい。以前の回では。オペレーションしている2名の職員のシルエットが映され、発射に備えた、メッシュのシールドがガラスの前に降りてくるのも、リアルですばらしい。ビラ星人とのバトルは、鳥居のある神社前でのもので、有名である。アイスラッガーで切り裂かれた星人の上に、ホークに打ち落とされた星人の円盤が落下してきて、燃え上がるというビラ星人には気の毒な終焉である。いつも怪獣の爆発ばかりで終わらせないぞというスタッフの工夫が感じられる。しかし、独房を破壊して逃げ出したダンへのおとがめがどうなったかは誰も知らない。
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