清水崇史監督作品「犬鳴村」

清水崇監督作品「犬鳴村」を観ました。福岡の最凶心霊スポットを舞台に、「呪怨」の清水監督がメガホンを取るというので、期待は高まる。しかし・・・。

数々の怪異体験が報告されている犬鳴トンネルや犬鳴村。そのここの体験や都市伝説の数々を、ひとつのストーリーに収斂しなければ行けない劇映画の縛りが逆効果を生んでしまった。実話怪談は、その理由や因果がはっきりしないものも多く、それゆえに恐いという場合も多い。ここまでストーリー創作してしまうと陳腐になってしまう。本作にはその恨みが残った。終いには人狼血縁継承物語に！

主演の三吉 彩花は美しくスタイルも抜群の女優さんだが、本作でヒロインとして十分い活躍できずに終わる。「 ダンスウィズミー」でもいまひとつ輝かずにいた。演技力を磨かねばならないのかもしれぬ。

この映画ヒットしたのだろうか？恐怖の村シリーズ第2弾ができるらしい。