比べちゃった

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吉岡里帆主演「見えない目撃者」最後の40分とマ・ドンソク出演「生き残るための3つの取引」を観ました。「見えない・・・」は結構サスペンスフルで、楽しめるのだが、続けてこの韓国映画を観てしまったが為に、どうしても比較してしまう。「見えない・・」はどうしてこじんまり感じられるのか?ひとつは、カメラワークにあるのではないか。「生き残る・・」では、例えば検事が取調室へ向かう廊下を歩いてくる。カメラは、検事にぐんと寄っていき、そのまま検事の背中を映しながら取調室に入っていく。寄っていくカメラはかなり俯瞰である。このような室内シーンでもダイナミックなカメラワークで撮られている。どちらの映画も結構血なまぐさいのだが、「生き残る・・」のねっとり感は韓国映画で共通に感じさせるものがある。独特の空気感があるように感じる。もしかしたらそれは「容赦なさ」かも知れない。「見えない・・」では、殺人者は容赦なく殺害や死体損壊を行うが、主人公の盲導犬や相棒の青年にはなぜかとどめを刺さないのだ。さて、我らがマ・ドンソクは最後に重要な役割をはたして死んでいく。主人公を慕うが故の善意が主人公を破滅させるのだ。さすがドンソク。やってくれるぜ。

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