殺生石~宗像教授伝奇考

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先日NHKであった「浦沢直樹の漫勉neo」で、星野之宣の作画の様子を見ました。白いケント紙に壮大な世界をペンや筆で描き出していくそのすごさ。日曜日に星野氏の「宗像教授伝奇考第4巻を読んだ。その中で「殺生石」という話が描かれている。狂信集団が原発を破壊しようと企てる物語。集団の女教祖が言う。「どうせそのうち地震で破壊するのだ」びっくりして奥付を見てみると、「1998年第1刷初版」とあった。東日本の震災の遙か前に予言されていたことは不幸にも現実となってしまったのだ。現在も日本中で多くの原発が稼働している。一昨日のような地震が起こるたびに、背中が凍る。このままでいいのだろうか?

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