自家焙煎珈琲を販売されている小川悦子さんが、7月にカフェをオープン。やっと行けました。
結論
クリアなコーヒーが2杯飲めて、超うまい冬瓜スープ、サラダも新鮮なスパイスカレーセットオススメ。
概要
インスタからスクショ
monday cafe（マンデーカフェ）
【オープン日】７月１日
【場 所】長崎市平山町1120
海鮮丼屋 一水かなさんから移転
感想
職場の「コーヒー焙煎抽出講座」でご縁ができた小川先生。2024年7月1日にカフェオープンとのことで、お邪魔したかったのですがついに12月になってしまいました。ごめんなさい。
12月4日月曜日に出掛けました。オープンが11:30なので、それに合わせて。場所は平山公民館のすぐ裏です。オレンジののぼりが立っているのですぐわかります。車も2台は置けそうなスペースあり。
玄関の引き戸を開けると小川先生が笑顔で迎えてくださいました。自宅のように靴を脱いで上がりがまちに登ると、右側の和室がカフェスペースのようです。ふすまをとっぱらって、和室2部屋が広々と広がっています。長方形の座卓が３つほど置いてあります。
席は畳に座るタイプ。私の歳になるとちとつらいかな。座椅子があると助かります。
お昼も近かったので、おすすめの「スパイスカレーセット」いただきます。まずウエルカムのコーヒーが運ばれます。今日は「パプア」とおっしゃってました。そうパプアニューギニアの豆です。ふだんあまり飲まない豆です。期待が高まります。飲みやすく、甘さもあります。雑味がないのが小川先生の自家焙煎の特徴。パプアももちろん雑味ゼロです。
この日はそれほど寒くない日でしたが、暖房がスタートしたばかりで、広々とした和室で低い位置に座っていると、少し寒く感じました。
喫茶店探訪で私がいつもポイントとしているのが音楽。奥の和室の床の間に置かれたレトロなラジオ風の機器から、ビッグバンドジャズが流れています。たぶんブルーツーススピーカーではないかと思います。音は高域よりで、低音はほとんど感じられないものです。昔のラジオという演出ならうまくいっていると思います。
さてスパイスカレーセットの到着です。カレーとサラダそれにカップスープ。カップスープは冬瓜のスープ。これがとてもおいしかったです。とろとろの冬瓜と鶏肉もアクセントになっています。サラダのトマトとレタスも非常に新鮮。小川先生は「トマトとレタスに命かけている」みたいなことをおっしゃってました。言葉に嘘は無し。
さてさてお楽しみのカレーは。とても様々な香辛料が感じられる複雑な味でスパイシー。辛さはほどよい程度。がりがりの激辛が好きな私にはすこし物足りない辛さです。辛さ調節の粉などあると助かります。あるいは、注文時に辛さを選択できるといいですね。
お腹も満ちて、持ってきた本を読もうとページを開くと、例のビッグバンドジャズのラジオスピーカーと反対側の厨房の方から、別の音楽が流れてきました。朝ドラの主題歌が次々に流れます。結構なボリウム。この２つの音楽同時流しはどうかなと思いました。当然読書は無理です。
喫茶店の音楽は大きく2種類あると思います。ひとつはバックに何となく流れていて、読者やおしゃべりを楽しむためのBGM。もうひとつはがっつり音楽を聴くためにきたお客さんへの音楽。名曲喫茶やジャズ喫茶がこれ。それ相当のオーディオ機器があり、お客はリクエストしたりして、機器とディスクのすばらしい音楽自体を楽しむスタイルです。
こちらのお店の場合は前者になると思いますので、ビッグバンドジャズが静かに流れるスタイルでいいのではないかと思います。
カレーの後のデザートとして深堀の「松風堂」のクレープが供されました。白と黄色の皮から選べて白を選びました。2杯目のコーヒーは銘柄は聴きませんでしたが、同じパプアだったかもしれません。
このクレープが絶品でつきたてのおもちのようなふわふわの皮に、上質の生クリームが包まれてます。
私がいたときは年配の女性がお二人お客さんでいらっしゃいました。こちらのお客さんからお菓子をいただいてラッキーでした。ありがとうございます。
長崎市南部にこんなすてきなカフェができて嬉しいですね。皆さん機会あればぜひ寄ってみてください。音響プロデュースで雇ってくれんかなあ。はは。
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