Podcastで「時代劇入門」の話を聴きました。時代劇を見たことが無い人ための黒澤明作品オススメ3作品は次の通り。1「隠し砦の三悪人」2「椿三十郎」3「蜘蛛巣城」
1の理由。「隠し砦の三悪人」から画質が格段によくなる。アフレコが入り、台詞が聞き取りやすい。逆に言うならば、最も有名な「七人の侍」は画質が悪く、台詞が聞き取りにくいのがハードルを高くしていると言うわけだ。3「蜘蛛巣城」は台詞は聞き取りにくいが、「マクベス」原作のストーリーが明快でわかりやすく、山田五十鈴の名演も光っているとのことだった。黒澤作品は結構観ているが、「蜘蛛巣城」は未見である。市立図書館に行った折り、DVDを検索してみるとあるではないか「貸し出し可」で。さっそく借りてきた。楽しみだ。
Podcastでは、他にも気になる作品を教えてくれた。「大菩薩峠」である。3度も映画化され、その中で一番新しい岡本喜八監督のものは観てみたい。「椿三十郎」の敵役仲代達矢が主人公で、これに三船敏郎が絡んでくるらしい。それを聴いただけで、見たさがジャンプアップだ。小説でも時代劇にはまり、映画でも。日本人だなあ。写真は「蜘蛛巣城」の山田五十鈴。
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