女性プレーヤー

Classic
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NHK-Eテレ「クラシック音楽館」カラヤン×バーンスタイン伝説の名演奏を聴きました。それぞれの本拠地によるカラヤンとベルリンフィルによる「悲愴」、バーンスタインとウィーンフィルによるマーラーの第5番だ。「ドイツで冷凍保存されていた巨匠たちの名演、35ミリネガフィルムを8Kの高精細映像と立体音響でリマスター」といううたい文句だ。素晴らしく精細な影像である。ユニテル社の独特の楽器接写影像は今の感覚で言うと不自然だが、両指揮者の指揮ぶりはよくとらえられている。目を閉じてたままのカラヤン。体全体で踊るように指揮するバーンスタイン。大変すばらしい。70年代の影像だが、ベルリンフィルもウィーンフィルも、女性のプレーヤーがいない。弦楽器奏者にも管楽器奏者にも。現代との大きな違いだろう。出産の痛みに耐える我慢強さ、同性同士すぐに仲良くなるコミュニケーション力、そして社会進出まで男性と同じようになってきた女性にもはや勝てるわけはない。男たちよどうする?

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