ハイドン作曲「太陽弦楽四重奏曲」作品20の後半3曲を聴きました。演奏はコダーイ弦楽四重奏団。明日の弦楽四重奏の練習でみんなで弾いてみたいと思ったからだ。No.5のヘ短調は魅力的だ。終楽章はフーガで、4人が自分のパートを責任をもってしっかり弾かねばならない。ハイドンの四重奏は第1バイオリンに大きな負担が課せられ、他の3人は伴奏に回ることも多いが、このヘ短調はその傾向が和らいでいる。長調になる緩徐楽章もとても美しく、youtube動画にはサックスのカルテットでの演奏もあったくらいだ。ずいぶん前のこの四重奏曲の楽譜(ヘンレ版)は購入していたのだが、いよいよ日の目を見せてやりたい。現在ベートーベンの第4番ハ短調の四重奏に取り組んでいるが、短調つながりでいいんじゃないかなあと思ったりする。ベートーベンと又違う、ハイドンのすっきりした世界観を感じてみたい。
コメント