太陽四重奏に取り組むということ

Classic
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ハイドン作曲「弦楽四重奏曲第2番第3番」を聴きました。演奏は、コダーイ弦楽四重奏団(NAXSOS)。太陽四重奏曲の2・3曲目にあたる。素晴らしくおもしろい。特に2番の2楽章は緩徐楽章だが、4人のユニゾンが多い。ほとんどユニゾンで、途中にばらける部分が少し入るといったら言い過ぎか?ニュアンスや弾き方を合わせる必要があるこの曲はとても練習になる。これまでハイドンの弦楽四重奏は、ファーストが大変で、他の3人は伴奏にまわるという印象があったのだが、この太陽四重奏ははっきりと違う。4人の均等な力量が必要な曲だ。これはアンサンブルの練習にはもってこいである。ぜひ練習に提案していきたい。瀨﨑明日香先生は「ベートーベンの曲は、努力や工夫に必ず答えてくれる」とおっしゃった。ハイドンの四重奏を演奏することで、パパハイドンはどんな返答をしてくれるのだろうか。とても楽しみである。

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