天からの才

JAZZ
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今日はアナログディスクとCDを聴きました。まずは、アナログでトミー・フラナガントリオの「overseas」のB面。厚味のある重たいレコードだ。ピアノは派手ではないが、音楽にぴたっとはまった感がすごい。天からの才としか思えない。ドラムの音が重く深い。鈍重では無い。速い曲は素晴らしい疾走感が。スネアもタムも音色が海のように深い。エルビン・ジョーンズという人だ。自慢だが、彼の演奏を生でしかも、5mくらいの距離で聴いたことがある。かつて、長崎に彼の店があったのだ。すごいだろ。そのときの体験は一生忘れないだろう。演奏の進行につれて、こちらの体温が上昇する(ように感じる)のである。CDはグレン・グールドの新盤の方の「ゴルドベルク変奏曲」である。黒人の3人とカナダの白人ピアニスト。天の才に満ちあふれた人々の演奏に向き合える幸せ。

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