2月以来の久し振りのキャンプに出かけました。おじさん2人のソログルキャンです。私は川のせせらぎの音が大好きです。キャンプ場の内に川が流れるすばらしいロケーション。楽しんできました!
黒木民宿キャンプ場
大村市の萱瀬ダムを過ぎて「黒木渓谷」の看板を左に曲がりしばらく行くと到着です。下界の連日の暑さに比べれば、少し涼しい感じです。
受付でオーナー(やさしいお母さん)に料金を支払います。入場料が1人700円、車を入れるのに1台1300円の合計2000円となります。
こちらのキャンプ場は、たいへんきれいに整備されていて、まるで庭園の中にいるようです。植木は丸く剪定されているし、枝などもぜんぜん落ちていません。
また、キャンプ場内を渓谷の川が流れていて、その水は長くはつかれないほど冷たいです。深い淵もあり、飛び込んだりできそう。私は心臓に悪いのでやめときました。
12時過ぎにつき、そのときは平日で誰もおらず、「貸し切りかも」と喜びましたが、その後次々に車が入ってきて、あっという間に埋まってしまいました。つまり、人気のキャンプ場なのです。
設営
今回私はハンモック泊をするので、木のあるA-2サイトをお借りします。昨年も来たので勝手はわかっているつもりでしたが、久し振りなのでけっこう時間がかかってしまいました。
ここでまず、乾杯です。高級ビールプレモルがうまい!
写真のように、こちらのキャンプ場は細かいジャリしきなのですが、けっこう地盤が固くペグが入りにくいときがあります。そのときも諦めず少しずつペグを差す部分をずらしていくと、入るところが必ずあります。ハンモック泊では、ペグ差しは5カ所なので楽でした。
タープは4×3mの長方形なので設営の方向で迷いましたが、いい具合に張れました。
昼食
今回は調理に新しいギアを使いました。SOTOのST310はお休みです。SOTOは小さくて軽いので、車からサイトまで離れていて、道具を運ばなければならないときにまた活躍してもらいましょう。今回は、重いものでも、車まですぐ取りに行けるので、カセットコンロの登場です。
また、ご飯は車のポータブルバッテリーを使って、炊飯器「タケルくん」に炊いてもらいましょう。カセットコンロでレトルトカレーを温めて、スーパーで買った大きなメンチカツをのっけて、今日のお昼は「メンチカツカレー」です。うまい!
川のせせらぎ
昨年来たときは、雨で川の水が増水していて、ちょっと怖いくらいの水量でしたが、今回はちょうどよい感じです。足をひたすと冷たくてとても気持ちがいい。顔も洗って、設営の汗は引いていきました。べとべともしないし、川の水最高です。
川のせせらぎの音、心地いいですよね。せせらぎといっても、上流の川なので、流れは速くて音は「ざー」という感じです。スマホで川の音を録音していて、音声ファイルとしてアップしようかとも思いましたが、再生してみるとただのホワイトノイズにしか聞こえないのでやめました。
動画は容量が大きすぎてアップできませんでした。ちょっと考えなくてはいけませんね。
焚き火
キャンプの楽しみの一つが焚き火です。焚き火の炎はいつまでも見ていることができるようです。ただし夏の焚き火は暑いので考え物ですが、今回は友人の焚き火を鑑賞させてもらうことにしました。
友人の焚き火台は「ピコグリル」です。よく燃えます。私のランタンは鹿番長です。ランタンもとてもいい雰囲気です。酒は焼酎のロックに移っていますね。ちなみに夕食は29日で「肉の日」だったので、牛焼き肉をいただきました。バジルのウインナーに鳥のたたきと、ここで湯がいた枝豆に大好きなごまどうふ。キャンプ飯ってどうしてこんなにおいしいんでしょうね。
キャンプの朝
ハンモック泊は予想通り少し寒かったので、タオルケットを導入することで気持ちよく眠れました。キャンプの朝の気持ちよさというのは本当に格別のものです。
秋めいた鱗雲に、夏の終わりを惜しみます。でも、その後の日中はものすごい暑さになったんですけどね。
普段は朝食は抜くんですが、キャンプの朝は別です。朝の定番はホットサンドです。昨日1本残しておいたウインナーと生卵を挟みます。生卵が流れ出ないように、ウインナーとマヨネーズで土手をつくって、その中に生卵投入。弱火でじっくり火を入れていきます。弱火がポイントです。気をつけてはいたのですが、けっこう焦げてしまいました。でも、中の卵にはしっかり火が入っていました。外はサクサク、中はもっちりでおいしかった-。
コーヒーのお湯は今回カセットコンロとフライパンで沸かしたら、あっという間に沸いて「これはいい」と思わずつぶやきます。
朝の涼しさと裏腹に、日が昇るとその強烈さに驚きます。まだしばらくは暑いのでしょうねえ。汗かきながら撤収作業しました。10時くらいに「黒木民宿キャンプ場」を後にしました。すばらしい思い出をありがとう!
とても整備されたキャンプ場で、快適に過ごすことができました。機会あれば、皆様も「黒木民宿キャンプ場」利用してみてください。さあ、もう少し涼しくなってくればキャンプの最高のシーズン到来です。さてどこに行こうか期待で胸がふくらみます。日常から離れて自然に身をおくだけで、とてもリフレッシュできました。ありがとう自然よ。そしてさよなら夏の日。
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