今週も映画の日は木曜と金曜の二日間です。なぜかって、映画が長いから。3時間49分もある。セルジオ・レオーネ監督作品「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」である。音楽はエンニオ・モリコーネ。追悼観賞である。ソースはアマゾンプライムビデオ。以前見たはずであるが、まったく忘れており、実に新鮮に観賞開始。若々しいロバート・デ・ニーロ(ヌードルス、麺?)はすぐに、老けメイクと体重増加で老年になったかと思うと、これからが「むかしむかし・・・」である。少年ギャングのヌードルスたちが、再現された昔のアメリカの街で暴れる。少年ヌードルスがあこがれた、少女デボラは、まさに輝くばかりの初々しさのジェニファー・コネリーである。デビュー作だ。印象的なシーンがあった。ケーキでやらせてくれるペギーに、ケーキを買って会いに行く少年。待っている間にケーキの端っこのクリームをなめていたが、しんぼうたまらなくなって、ケーキを食べてしまう。子どもなのである。その子どもらがギャングをしなければならなかった物語だ。モリコーネの音楽はもちろん素晴らしい。シネマパラダイス風の叙情的ストリングスの曲も印象的だが、ウエスタン風の(ケーナのような木の笛が活躍)荒涼たるメロディもいいねえ。あと残り2時間は明日のお楽しみだ。
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