ピアノ

Classic
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NHK「Classic TV」にジャズピアニスト小曽根真が出ました。彼が12歳でピアノを始めたことを知りました。遅い開始である。番組の中では、小学校時代のピアノのレッスンで、ある曲をピアノで弾けるようになったら、その曲をそのままチェンバロやオルガンで弾くように先生から指導されたと言う。とてもユニークな指導法だ。3種の違うタッチの鍵盤楽器に触れたわけだ。ハモンドオルガンの倍音やローズピアノのビブラートが紹介された。スピーカーを回転させて、その回転の速さでビブラートのスピードを変えていた。アナログだがおもしろいアイディアである。いやアナログ故に、こうしたらおもしろいんじゃないかなと言うアイディアが出たのだろう。物理的な音の変化である。自然界の中で試される音の変化は、イメージでの想像以上におもしろい変化が生まれたことだろう。番組の最後は小曽根の弾く、小曽根版のラフマニノフ「パガニーニの主題による変奏曲」第18変奏。オリジナルに少しの音が加わるだけで、ジャズの色をおびてくる。ピアノという楽器すごいと感じた。ピアノという楽器がもっと気軽に演奏できたらどんなに素晴らしいだろうか。

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