タザキ著「お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解」エリック・シブリン著「『無伴奏チェロ組曲』を求めて バッハ、カザルス、そして現代」

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samon
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感想

「投資の正解」

タザキ氏の「投資本youtube」はときおり見ています。わかりやすく長くならずにまとめられていていいと思います。

彼の最初の書籍は、読んできた沢山の投資本のエッセンスを、自分の語り口で述べてあり、いわゆる書籍のガイド本とは一線を画するものがあります。

述べてあることの根拠がこれまで読破してきた投資本にあるというのも信頼性が高いと思います。

一番参考となったのは、ポートフォリオやアセットアロケーションの組み方でしょうか。

巻末にはテーマごとにオススメの投資本が短評とともに一覧にしてあります。それぞれのテーマごとで「特にすすめたい」本が2冊ほどピックアップしてあるのも選びやすいですね。

この一覧表、思わずスマホに収めました。

長崎市立図書館蔵書です。

「『無伴奏チェロ組曲』を求めて バッハ、カザルス、そして現代」

組曲第1番 プレリュードに始まり、各曲名が章立てとなっています。

しかし、その曲の解説ではなく、カザルスの生涯を中心としたバッハやチェロに関する様々な記述になっているので読みやすいと思いました。

曲の詳しい解説を期待した人には当て外れとなりますので注意。

バッハが手書きした当時のインクに酸性の高い成分が含まれており、当時の楽譜はぼろぼろになっているだろう。しかし、まだ見つかっていないバッハ自身の手書きの楽譜がいつか突然に表れることを期待するという部分は印象的でした。

「マリンバ」や「サックス」「ギター」など様々な楽器にこの組曲は編曲されているが、チェロの音色が一番ふさわしいというような記述は、チェロ弾きにはうれしい言葉です。

カザルスの最後まで平和を希求した生き様も、今一度その生涯を詳しく読んでみたい衝動を起こさせました。

samon
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投資と音楽という全然異なる分野の本の紹介で失礼しました。いろんな本読むのが楽しいですね。読書の秋到来。ついTVやyoutubeなどに行きそうな時間を、できるだけ読書の時間に振り向けたいと思います。

コメント

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