ギャル作戦

Drama
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みなさま、あけましておめでとうございます。自由に飲んでしゃべって歌えるそんな年になるように、氏神さんにはお参りしてきました。そして、駄文を毎日書くことを続けたく思います。さて、今日のウルトラセブンは第4話「マックス号応答せよ」。今回はギャル作戦だ。

ある海域で連続遭難事件が発生。ソガとアマギはウルトラ警備隊の誇る原子力船マックス号に乗り、捜索に向かう。しかし、マックス号はその海域で、半重力武器により、宇宙へと連れ去られてしまう。ダンはアマギらを送った帰りに、エンストした車で困っているギャルを助けようとして、まんまとウルトラアイをまたも盗まれてしまう。

今回の宇宙人ゴドラ星人は、フルハシやダンに化けて、やはりウルトラ警備隊内部の破壊を企てている。あのギャルも星人の化けたもの。誰にでも化けられるというのはある種憧れてしまう。また、侵略には有効な技能だ。例えば、管総理に化けて政治権力を手中にすればどうだろう。あまり声を上げない日本の国民は諾々と宇宙人の政治を受け入れてしまうかもしれない。

ところで、宇宙空間で活躍するのがウルトラホーク2号である。2号の噴射するロケットエンジンは青白く輝き、美しい高温を目に焼き付ける。この噴射が、宇宙空間ではないのである。これはSF的ですばらしい。宇宙空間では摩擦がないので、一度噴射して進み出せば、あとは噴射する必要が無いのだ。これを表現している。えらい。しかし、マックス号から4人のウルトラ警備隊関係者はウルトラセブンにロープで引かれて(!)宇宙空間を脱出したものの、あの巨大原子力船を動かすためのおそらく何百人ものクルーは犠牲になってしまったのではないか?アンヌは喜んで言う「みんな助かったわ」。この感心する部分ととんでも部分が脚本にないまぜになっているのがひとつの魅力ともなっているのがセブンだ。

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