先日ハードオフで手に入れたロベール・カサドシュのドビュッシーを聴きました。このアナログレコードはとてもきれいで、スクラッチのイズは殆ど無かった。「前奏曲第2巻」「2つのアラベスク」「子どもの領分」である。カサドシュはラベルと共演した人で、この演奏も1950年代の録音ではあるが、粒立ちの美しい、透明感ある演奏が楽しめた。とても上品で正統的な演奏は実に心地よく、モノラル録音のハンディなどは全然感じられない。ギーゼキングのドビュッシーも大好きだが、同じく50年代録音だが、カサドシュの方が良いように思う。(写真のカサドシュ夫妻は二人とも名ピアニスト)
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